つい最近電話ができるようになった姑。
何時頃のことだったでしょうか。かれこれ一年近く経つかも知れません。
こんなことがありました。
病気(うつ)のせいで電話することは勿論、かかってきても絶対にとりませんでした。
ある日の夜9時ごろ。ザーザー雨が降っていました。
雨合羽を着て、手に懐中電灯を持った男の人達が3人ほど、姑の家の玄関で大きな声を出しています。
『○○さん!○○さん!どうしましたか!!』
びっくりして、「どうしたんですか?」と聞くと、
『○○さんはどうしていますか?大丈夫ですか?』と言います。
「もう寝ていると思いますけど・・・、」と言うと
『寝てる?本当ですか?ちょっと見て下さい!』とタダならぬ気配。
見に行くと確かに寝ています。いや~死んではいないよね~と思いつつ、
「寝ていますよ、一体どうしたんですか?」と聞くと、
『こちらから電話があったんですよ!ちょっと見てくれって!』
それはおかしい。姑が電話するはずはない。
「電話なんてかけていないですよ。」と言うと
『○○△△さんのお宅ですね。×××の××××はお宅の電話番号ではないですか?』
「確かに○○△△で×××の××××ですけど、電話なんかしていないし、母はもう寝ていますよ」
『おかしいな~。電話があってこちらを見てくれって言われたんだけど・・・。でも何でもなければ結構です。どうもすみませんでした』
そう言って帰って行きました。
まるでキツネにつままれたみたいな出来事でした。
男の人たちは警察官だったみたいでした。
推察するに、事情を知らないどこかの誰かが電話をしたが、いくら電話をしても一向に出ない、(これはおかしい、何事か起こったのかもしれない)と心配して警察に様子を見てくれと届けたのかもしれない、と思いました。
ご近所のお友達や親戚は事情を知っているし、ちょうどその頃銀行から定期の書き換えを催促されていたこともあり、もしかして銀行かな~とも思いましたが真相は分りませんでした。
かかってきた時に私がその場にいれば電話を取りますが、別棟に住んでいるので、かかってきたと気が付いても、姑への電話をわざわざ取りにいくこともなくほっぽらかしていたのですが、ちょっとした騒ぎになってしまいました。
その後はほとんど電話がかかってくることもなくなりました。
でも私の推察通りだとすると、どこの誰だか知らない方にご心配とご迷惑をかけてしまって、大変申し訳ないことでした。
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