白馬山荘から朝日小屋までのコースタイムは8時間。
写真撮影、休憩時間、のろのろ歩行等考えれば、10時間はみておかなくてはならない。
というより、果して歩き通せるのか?という不安の方が大きかった。
小屋到着が遅くならないように逆算して、早朝4時出発することにしました。
結局、軽く食事をして行ったので4時15分出発になりましたが、
山頂からのご来光を眺めようとたくさんの登山者が登り始めていました。
今日もお天気の予感!
雲海の上に剱岳も顔を出しています。
しかしご来光は残念ながら雲に邪魔され・・・。
白馬岳を越え、三国境(新潟、富山、長野の県境)まで戻り、
いよいよ雪倉、朝日岳を目指します。
ザレた斜面にコマクサ発見!
良く見ると斜面のあちこちにたくさん咲いていました。
でも登山道からは離れているので写真がうまく撮れません。
秋の花、トウヤクリンドウ、タカネマツムシソウがもう咲いていました!
タカネマツムシソウはたくさん咲いていました。
ミヤマコゴメグサ
道中たくさん咲いていました。。
前方、鉢ガ岳山腹に登山道がつけられ、斜面は一面のお花畑!
チングルマとアオノツガザクラのお花畑。
ミヤマキンポウゲやミヤマキンバイ、ハクサンコザクラも!
ガスが出てきてしまいました。
それにしても写真下手くそ~!
ガスっている上にボケボケでごめんなさい。
とにかくお花畑がすごい!
山の斜面いっぱいに広がります。
タカネイブキボウフウ
いよいよ雪倉岳の登りです。
シロウマアサツキ
タカネバラ
来た道を振り返る。
残念ながら白馬岳には雲がかかってしまいました。三角の山は旭岳。
雪倉岳山頂に到着です。
あっという間にガスに包まれ、何も見えなくなってしまいました。残念!
雪倉岳の下りは長い!大きな山だな~と実感。
ザレた道をジグザグと下ります。
ぐんぐん下ります。
そちこちの岩や石の間にお花が咲いています。
クモマミミナグサ?
ハクサンシャジンやカライトソウ
シモツケソウ
タカネナデシコ
ニッコウキスゲもまだ咲いていました。
タテヤマウツボグサ
クルマユリ
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマムラサキ?
ウメバチソウ
ようやく雪倉岳の下りが終わり、水場に到着しました。
またゆるゆると登ります。
赤男山の斜面。ツバメ岩?
ガラガラの岩屑の斜面で崩れてきそうです。
ようやく小桜ヶ原に到着しました~。
木道の道。ホッとします。
チングルマ
そしてハクサンコザクラ!
いっぱい!
そして元気です!
ミヤマツボスミレもたくさん咲いていました。
モミジカラマツ
何と!水芭蕉も咲き残っていました。
そして、ここが朝日岳と朝日小屋に直接行く水平道との分岐・・・。
明日、蓮華温泉に下山の時、朝日岳に登るので、水平道を行きます。
水平道といってもかなりのアップダウン・・・。
朝日小屋まで2時間のコース。
クラブ何とかさんらしい団体さんも・・・。
途中雪渓も少し残っていますが問題なし。
ようやく朝日小屋が見えてきました~!
この日の小屋は満員でした!
予約なしのお客は別棟の小屋に案内されました。
このコースはそれほど登山者がいないと思っていたのだけれど、
やはりお花の季節はみんな歩くのですね~!びっくり。
お花のない時期は歩くのもちょっと厳しいかも・・・。
そして朝日小屋の女ご主人は、飾り気のない率直な人という印象。
お世辞やお愛想はないけれど、美味しい食事や気持ちの良い布団でもてなそうという心が伝わります。
夕食は本当に美味しかった!
さて、最終日も早立ちして余裕をもって下山し
蓮華温泉でゆっくり温泉につかって帰るつもりでしたが・・・。
今日のコースも長いので朝食は食べずにお弁当をお願いして4時過ぎに出発です。
歩いているうちに明るくなってきます。
昨夜の予報では雨が残るらしかったが、ガスっているけれど雨は降っていませんでした。
一瞬だけ白馬岳が見えました。
山頂でお弁当のおにぎりを一つ食べました。
けっこう大きいおにぎりで、これがお腹にたまりすごく頑張れました。
山頂を後に下山です。
ガスっています。
早立ち組の最後になってしまいました・・・。
ジグザグとつけられた下りの斜面にお花が散りばめられています。
本当にお花が多い!
白高地。雪が残りハクサンコザクラがたくさん咲いていました。
湿地帯はぬかるんでとても滑りやすいです。
一回は見事に尻もちをついてしまいました~。
他にも木の根、濡れた岩や石、木道・・・。
何回か滑りました。
ムシトリスミレ
オヤマリンドウ
花園三角点が見えてきました。
花園三角点。
気持ちの良い場所です。
この後、樹林帯に入ってから少しパラついてきたのでカメラは仕舞ってしまいました。
かなり悪路もあり、川や橋などちょっとわかり難い場所もありましたが無事下山。
温泉に入って帰ってきました。
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