今回の八ヶ岳行き。
計画では、始発の電車に乗り新幹線、小海線、タクシーと乗り継ぎ、9時過ぎには歩き出す予定でした。
そうすれば稜線の硫黄岳山荘に泊り、翌日は無理なく下山ができると考えたのです。
ところが朝。思わぬトラブルに見舞われ、始発の電車に乗れなくなってしまいました。
そのトラブルとは・・・。
山に行く時、前の晩いつもいろいろ考えてしまってなかなか寝付けないのです。
『遠足の前の晩の子供』状態?
なのでいつも眠剤(このために先生に出してもらっている)を半分飲んで寝るのですが、
今回は一錠飲んでぐっすり眠ろうと考えました。
一錠飲んだのは初めて。
朝四時半起き。目覚ましで起きられました。
二階から降りて行く時、階段の手すりにつかまらないとふらつきます。
廊下を歩く時には2~3歩歩くたびにふらついて、ドンドンと壁にぶつかりまくる有様。
もう立っていられません。
そうこうしているうち、気持ちが悪くなり吐き気までしてくる・・・。
これでは山に行くどころではない・・・。
この副作用は恐いぐらいでした。
少し治まるまで待って遅い電車で行かれるだろうか?
美濃戸口からの入山なら一時間遅らせることができる。
でも一時間たっても回復せず、起き上がると気持ちが悪くなります。
この眠剤1錠というのは、10時間ぐらいぐっすり眠るのにいい分量なのですね~、多分。
5~6時間で起きようとするには効きすぎる分量だったのだ!
いつもの半錠でちょうどよかったのでしょう。
それをぐっすり眠ろうと考え1錠にしたのが間違いだった。
このまま登山を中止しようか?と思ったけれど、つい1週間ぐらい前にも山に行くのに始発に乗ったのに
人身事故で電車が止り、そのまま帰ってきてしまったことがありました。
今日明日がお天気良く、その後はもしかして梅雨入りか~?と思われるこの頃。
もうしばらく山には行かれないかもしれない。
お花の時期は待ってくれないし・・・。
9時近くになってようやくふらつきも治まってきて、今からなら今日のうちに本沢温泉に入れる。
翌日はバスには間に合わないだろうけれど、明るいうちに何とか下山できるのではないか?と考え出発することにしました。
結果的には私にはかなりきつい行程になってしまい、やはり中止をすべきだったのか?
これからは自分の体力にあった無理のない行程を考えねばと反省。
それと眠剤の副作用の恐さを初めて経験し、使い方に気をつけなければと思いました。
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