当地方では6月1日からホッキ貝(標準和名:ウバガイ)の漁が解禁になりました。
少し前にウニとアワビが解禁になったのですがちょっと・・・・・・。
その点ホッキ貝は1個100円程度と庶民の味方です。
以前の記事でカニのお造りをアップしましたが、そこに一緒に盛りつけられていたホッキ貝のお造りの方法を教えてとのメールがありました。
「ホッキの刺身を作ったが泥臭かった」とのことでした。
ホッキはそのままで刺身にすると泥臭い場合があります。
泥臭さを抜く方法はいくつかありますが今回はお湯を使った方法です。
ホッキはこの程度の大きさが美味しいようです。
水管の口からナイフを入れ殻を外し、紐を除きます。
身を半分に捌きます。
包丁の先を使ってワタを取り除きます。
生きていますので、身が動きます。貝は生きていないと生食出来ません。
身を笊に入れます。
熱湯にさっと潜られます。貝の先端がほんのり赤くなった程度で湯から上げます。
直ちに氷水に投入し、しっかり冷やします。
水を切って盛りつけます。
スーパーなどで、ホッキ貝として売られている、貝の足が赤い物はカナダ産の近縁の貝で、ホッキ貝とは別物です。
本物は海の香りが高い中に、甘みが感じられます。
泥臭さを抜くには酢を使う方法もありますが、後日にします。