
行きつけの魚屋さんに昨日行ってきました。
毎週土曜日には必ず行くのですが、先週は帰らなかったので行けませんでした。
女将が「いつも土曜日に来る人が来ないと、曜日を間違えちゃったよ」と言って笑っていました。
「今日はアイナメの良いのが入ったよ、刺身、タタキ、煮付け最高だよ」と言って箱(当方は発布スチロールの箱を持って買い出しに行きます)に入れてくれました。
ここの女将の頭には当方の欲しい魚、数量がインプットされていて、何も言わなくてもトロ箱に魚が入って行きます。

鱗を落とします、アイナメの鱗は細かいので丁寧に落とします。

お飾りに使うので、頭を付けたまま3枚におろしました。
この出刃は家人の中出刃で、借りて使いました。

身を細かく切り、長ネギの微塵切りを用意します。

細かく叩いたアイナメの身の上に、長ネギの微塵切りを載せます。

混ぜながら粘りが出る程度まで、良く叩きます。

姿に盛ってできあがりです。
ねっとりとした舌触りに、すっきりとしたアイナメの味が広がり、ねぎが味を引き締めてくれます。冷酒に最高です。
味噌を少し入れた、味噌タタキも美味しいですが、私はネギだけの方がアイナメの繊細な味わいが楽しめて好きです。
アイナメは淡泊と思われますが、型の良い物はどうして結構脂がのっています。
九州ではアブラメと呼ぶそうです。