今年ももう師走です。
この頃1年の過ぎるのが早いこと、歳ですかね?
そろそろ年越しの準備を始めねば・・・・・。
当家は典型的な和風住宅ですので、障子の数が半端ではありません。
その数なんと30組!!!
毎年全部を張り替えるわけには行きませんので、半数ずつ、それでも15組です。
業者に頼みたいところですが、予算の都合上自力施工を命じられています。

張り替えはアトリエで行っています。
部屋で行っても良いのですが、しゃがみ込んでの作業は辛いものがあります。
枚数も枚数ですので面倒でもアトリエに運び込んで作業しています。
アトリエは以前ご紹介したように木工作業所間物置にしている別棟です。
大きな作業台(90×180cm)な作業台がありますの、何かと便利です。

刷毛で桟に水を含ませます。

端から巻き取るように剥がしていきます。

固く絞った雑巾で桟を拭き取ります。
昔は水で洗っているのを見かけましたが、桟が歪むので避けた方が無難です。

刷毛で桟に糊を塗ります。
刷毛で桟に糊を置くように。

長巻きの障子紙の端をクリップで留め、桟の上を転がしながら張っていきます。

定規を当て、カッターで余分な紙を切り取り完了です。

新しい障子の入った部屋は明るさが違います。
長巻きの障子紙のおかげで素人でも簡単に張り替えが出来るようになりました。
障子紙は出来れば厚手のプロ用がお勧めです。
厚手ですので作業性が良く、耐久性も違います。
北側の障子でしたら3年間は充分に保ちます。
価格は少し高いですが耐久性を考えると結果的に割安です。
馴れると1組10分も掛かりません。
ただ15組となると半日がかりです。
年越し準備の一つが片づきました。
次は何を命じられるのかな・・・・・・?