
当家のキッチンにある床下収納庫です。
約畳一枚分の面積があります。
左側は蕎麦用の「返し醤油」、各種調理用酒など、そして自家製ジャムの保存場所です。
右側は果実酒の保管場所にしていましたが、平成17年を最後に果実酒の仕込みは
行っていませんので、10年間は開かずの収納庫でした。
当家、昨年母が他界してから家中の収納庫の点検を行ってきました。
今回はその一貫です。
そしてすごいお宝の発見です。

収納庫から出てきたのは各種の果実酒です。
左からカリン酒(10年以上)、サクランボ酒2種、 ブルーベリ酒、ビワの種酒
梅酒、梅酒の古酒
お酒を飲まない方にとっては廃棄物でしょうが、当方にとっては宝物。
しかし遡れば、私本人が仕込んだはずです。
すっかり忘れていました。
3・11の震災直後に点検して、破損が無いことを確認してそのままでした。

サクランボ酒2種、左は平成18年(2006)物、右は平成8年物。
2006年の「サクランボ酒」の記事です。
作った当初は色と香りを楽しむだけでしたが、年月を経ると芳醇な味わいになっていました。
特に平成8年の20年物はすばらしい。

そしてこれはビワの種を漬け込んだ果実酒。
飲み口、香りは杏仁そのもの。
こんな酒になるとは全く予想していませんでした。
すばらしい酒です。

梅酒です。
擦りの共栓瓶に入っているのは平成15年に仕込んだ10年物。
左の瓶は1989年産の25年物。
震災以降、職務と介護等に追われ、果実酒の仕込みは行っていませんでした。
今年からぼちぼち初めて見ようかと思っています。
私もこんなに熟成するとは思っていませんでした。
今年は何種か仕込んでみたいと思います。