座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

無我夢中

2012-12-07 | おしゃべり
先日の新聞に
「婦人靴販売に無我夢中」というタイトルの記事が
載っていました。

『時代の証言者』という欄に連載されているもので、

「女性重役」石原一子(いちこ)さんが

1952(昭和27年)に高島屋に就職して
婦人靴売り場に配属され、
無我夢中だった、という話です。






「もう無我夢中でした。

 一番早く出社して 掃除をすませ、店頭の靴を 一足ずつ丁寧に拭いて 感触を確かめながら、素材や重さ、形などを 覚えていきました。

先輩のやり方を何から何まで覚えたくて、トイレまでついて行って 笑われたこともありました。

~~~~~~~~略~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

慣れない間は、売り場とストック棚を 何回も往復していましたが、3ヶ月過ぎた頃、3回ほど往復すれば、ほぼお客様の要求に応えられるようになりました。

町を歩いていても 女性の足元が気になって、「この人のサイズは?」と考えました。

夢の中で 女性の足が にゅっと出てきて、飛び起きたこともあります。

そのうち、足元を見ただけで ぴったりの靴を薦められるようになり、得意でした。

見ず知らずのお客様との靴を介してのやりとりは、一つひとつ違っていて 興味は尽きませんでした。

 (18面)





この部分を読んで、思い出した事があります。

庫裏の改修をした時の事です。

庫裏は、
住職のブログ イチョウの下のよもやま話 鳳暦の春 回りて (その1)
にありますように、
平成9年の7月末に 完成して引渡しになりました。

建物のせいではないのですが、 不都合がありましたので、
築10年を過ぎた頃に 改修工事を依頼しました。

担当してくれたリフォーム専門の社員は、

「たとえ同じ建物であっても、
 リフォームは 一軒一軒、全部違う。

 だから、面白いのです。

 やっていて、飽きる事は ありません。」

と言っていました。



まだ お若く見えましたが、
さまざまな業種の方たちと共に
キッチリとした仕事をしていただきました。

リフォームの間にも 雰囲気から
他の社員からの 彼の仕事に対する信頼が厚いのも 
感じられました。

(彼は 我が家のリフォームの直後に 
 都内の本社に栄転なさいました。

 リフォームのスペシャリストですね♪)






夢中になれるって、素晴らしい事ですね!

夢中になれるものを持っている方は、お幸せです!



さて、私は 何に「無我夢中」になっているでしょうか?

何に「興味が尽きない」でしょうか?

やっていて「飽きない」のは、何でしょうか?



今の所、このブログでしょうかねぇ? 


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