野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

メジャーで初対決!大塚vs.イチロー(18日・セーフコ・フィールド)

2006-05-04 20:52:07 | Seattle Mairners
 テキサス・レンジャーズvs.シアトル・マリナーズの同地区ライヴァル対決、第1ラウンドは、セーフコ・フィールド。GAME-1(第1戦)はテキサスがシアトルのスターター、フェリックス・ヘルナンデスを攻略し、7回を終わって、「7対4」でリード。そして【8回裏】のマウンドには、NEWセットアッパーの大塚晶則が上がった。

 ここまで6試合に投げて、防御率(ERA)4.76。決して良い内容ではない。『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)で見せた快投は影を潜めているのか? この目で確かめてみたい。
 先頭の8番ウィリー・ブルームクイストを2球目のスライダー(84MPH)で打ち上げさせて、ファーストファウルフライ。続く9番・ユニスキー・ベタンコートを「1-2」に追い込んで、インサイドにズバッと91MPHを投げ込んで、見逃し三振! 何を待っていたのか? キューバ人=ベタンコート(スライダーか?)。そして、1番イチローとの対決……

 これがメジャーリーグ初対決。キャンプ(スプリングトレーニング)の地は同じピオリアだったが、昨シーズンまで(ナショナル・リーグの)サンディエゴ・パドレス所属の大塚晶文とは全く対戦がなかった、らしい。グラブには日の丸に「Aki」。『WBC』日本代表、僚友対決! 
 初球(89MPH)を打ち上げたイチロー! 平凡なライトフライ。夢の初対決は1球で終わった。あっけないものだった。この試合、4打数ノーヒットに終わったイチロー。調子はまだ上がっていなかった。

 試合はこの後【9回裏】をテキサスのクローザー、フランシス・コルデロが締め括り、「7対4」。この試合では簡単に3人で片付けたが、今シーズン絶不調のコルデロ。この後、クローザーの座から外され、晴れて大塚が念願のクローザーの座を手に入れる。イチローと今度、遭うときは【9回】のマウンドだ。

イチロー、大塚とメジャー初対決! 城島は音なし (MAJOR.jp)