バリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)の714号ホームランのタイ記録が懸かった、この試合。「5対1」でロサンジェルス・ドジャースのリードで迎えた【8回裏】ボンズの第4打席が回ってくる。本来なら、ここでセットアッパー・斎藤隆の出番なのだが、左バッターが続くために、2番手の左腕ジョー・ビイメルが続投。斎藤とボンズの初対決を見たかったのだが……
そのビイメルは3番マーク・スウィニーをショートゴロに打ち取ったが、ショートストップのラファエル・ファーカルの送球が高く、1塁「セーフ」の判定。1塁手ノーマ・ガルシアパーラが抗議する。今シーズンは何故か、ファーストのガルシアパーラ。ここで迎えるのは、4番ボンズ。
左腕ビイメルはボンズをセカンドフライに打ち取ったが、ここで何故か平凡なセカンドフライを落球! 誰かと思えば、セカンドはジェフ・ケント! ボンズと“犬猿の仲”のケント。これは「故意ではないか」と日米の放送席で囁き合っている。VTRで観れば、明らかに故意(嫌がらせ)。ケントの落球後に慌てて走り出したボンズ。凄いものを見てしまった。
1-OUT1塁にボンズが残って、続く5番スティーヴ・フィンリーをセンターフライに打ち取ったところで、ビイメルはお役御免。いよいよLA版「勝利の方程式」斎藤がマウンドに上がる。
斎藤は【6回裏】にソロホームランを放っている6番ペドロ・フェリスを「2-1」からのインハイ(91mph)を振らせ、最後はアウトサイド低めに逃げるスライダーでチェックスウィング=空振り三振に仕留め、計算通り。
1点を追加したドジャース。【9回裏】もマウンドに上がった斎藤は7番レイ・ダーラムを速球(91mph)で詰まらせ、ショートゴロ。今度はファーカル、正確な送球。
昨シーズンまで田口壮(セントルイス・カーディナルス)と同僚、8番マイク・マシーニを3球勝負のスライダーで空振り三振に仕留め、ボンズの後の守備固めでレフトに入った9番ジェイソン・エリソンも早々に「0-2」に追い込み、最後はアウトサイド低めに速球(91mph)をズバッと決めて、見逃し三振! 素晴らしいロケーション(コントロール)だった。
ボンズまたも足踏み 斎藤は4戦連続無失点 (MAJOR.jp)
そのビイメルは3番マーク・スウィニーをショートゴロに打ち取ったが、ショートストップのラファエル・ファーカルの送球が高く、1塁「セーフ」の判定。1塁手ノーマ・ガルシアパーラが抗議する。今シーズンは何故か、ファーストのガルシアパーラ。ここで迎えるのは、4番ボンズ。
左腕ビイメルはボンズをセカンドフライに打ち取ったが、ここで何故か平凡なセカンドフライを落球! 誰かと思えば、セカンドはジェフ・ケント! ボンズと“犬猿の仲”のケント。これは「故意ではないか」と日米の放送席で囁き合っている。VTRで観れば、明らかに故意(嫌がらせ)。ケントの落球後に慌てて走り出したボンズ。凄いものを見てしまった。
1-OUT1塁にボンズが残って、続く5番スティーヴ・フィンリーをセンターフライに打ち取ったところで、ビイメルはお役御免。いよいよLA版「勝利の方程式」斎藤がマウンドに上がる。
斎藤は【6回裏】にソロホームランを放っている6番ペドロ・フェリスを「2-1」からのインハイ(91mph)を振らせ、最後はアウトサイド低めに逃げるスライダーでチェックスウィング=空振り三振に仕留め、計算通り。
1点を追加したドジャース。【9回裏】もマウンドに上がった斎藤は7番レイ・ダーラムを速球(91mph)で詰まらせ、ショートゴロ。今度はファーカル、正確な送球。
昨シーズンまで田口壮(セントルイス・カーディナルス)と同僚、8番マイク・マシーニを3球勝負のスライダーで空振り三振に仕留め、ボンズの後の守備固めでレフトに入った9番ジェイソン・エリソンも早々に「0-2」に追い込み、最後はアウトサイド低めに速球(91mph)をズバッと決めて、見逃し三振! 素晴らしいロケーション(コントロール)だった。
ボンズまたも足踏み 斎藤は4戦連続無失点 (MAJOR.jp)