野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

松井稼頭央、初盗塁!(28日・ターナーフィールド)

2006-05-17 22:03:59 | New-York Mets
 ペドロ・マルティネス(ニューヨーク・メッツ)とジョン・スモルツ(アトランタ・ブレーヴス)のメジャーリーグを代表する右腕の投げ合いは、初回から「好調」「首位」メッツが攻勢に立って、「3対0」でリード。【6回裏】アトランタの「主砲」チッパー・ジョーンズの2ランで1点差に詰め寄られるものの、【9回表】に追加点を挙げて、「5対2」最後はクローザー、ビリー・ワグナーが締め括った。

 7番セカンドでスタメン出場した松井稼頭央は【2回表】の第1打席でスモルツのスライダー(88MPH)に詰まりながらも、ライト前に落として、【4回表】の第2打席でもスモルツのスプリットフィンガーファストボール(89MPH)を掬い上げて、センター前ヒット!
 現地のTV(SNY)の解説者も「今日のスモルツのスプリッターは非常に厄介だろう」とコメントしていた。そのスプリッターを打った松井。しかも「1-2」と追い込まれていた。さすが! と唸らされるバッティング。この後、今シーズン初盗塁も決めて、乗りに乗っている。

【6回表】の第3打席ではサードゴロ、ボテボテの当たり、サードが捕れば1塁は微妙なタイミングだったが、これをピッチャーのスモルツが捕って、半身になりながら、1塁へ矢のような送球! 間一髪でOUTになって、松井はヒットを1本(内野安打)損した。さすがはメジャーの一流投手!

 メジャーリーグに復帰して1週間……松井は「首位」を行くチームのセカンドのレギュラーに定着して、安定したプレーを続けている。これでライヴァルの若手アンダーソン・ヘルナンデスが(DLから)戻ってきても、ポジションを渡すことはない、だろう。
 そして、またしても噂されているトレード話(ロスアンジェルス・エンジェルス?)も進展することはないだろう。メジャーでもなかなかセカンド・ベースマンは「人材難」。松井が現状でも可能性でも「群」を抜いているだろう。もう直ぐニューヨーク・ヤンキースとのサブウェイ対決だが……今年は「一人マツイ」。

松井稼、7戦連続安打に初盗塁 メッツ3連勝 (MAJOR.jp)