松井稼頭央(ニューヨーク・メッツ)が帰ってきた日。4月20日、サンディエゴ・パドレス戦。場所はペトコ・パーク。あの『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)の決勝戦が行われた会場だ。そこが復帰戦の舞台。サンディエゴの「1対0」で迎えた【3回裏】松井の今シーズン第1打席は巡って来た。
「2-1」からの4球目だった。マウンド上には、サンディエゴのエース、『WBC』でもUSA代表のスターター(先発)を務めたジェイク・ピーヴィー。インサイド低目の89MPH、これを振り抜いて、打球はライトフェンスを直撃! 右中間方向に転々と転がる間に松井は既に2塁ベースを蹴っている! どよめくスタンド。驚くべき俊足だ。さすがに3塁を回ったところでは、脚が縺れそうになったが、キャッチャーのマイク・ピアッツアのブロックの間に左足を突き刺して、ホームイン! ランニング(インサイド・ザ・パーク)ホームランだ!
3塁側ダッグアウトでは、デヴィット・ライトが指を3本指し示して、これが松井の3年連続開幕戦(初打席)ホームランであることを同僚のポール・ロデューカに確認している。そのダッグアウトに笑顔で帰還する松井。こんな笑顔の松井を見るのは久しぶり、だ。笑顔が弾けている。これが復帰第1戦。大きなアピールになった。今後の爆発を予感させる快挙だった。
試合は【3回裏】にサンディエゴが勝ち越して、「2対1」で推移していたが、【8回表】47歳の超ベテラン、代打フリオ・フランコがライトスタンドに起死回生の逆転2ランホームランを放って、「3対2」。メジャーリーグ最高齢ホームランの新記録が出た。ダッグアウトに還って、今度は松井に両肩を揉まれて祝福されていたが、その目は潤んでいるように見えた……この試合には二人の男のドラマがあった。
松井稼ランニングHR! 3年連続初打席アーチ (MAJOR.jp)
「2-1」からの4球目だった。マウンド上には、サンディエゴのエース、『WBC』でもUSA代表のスターター(先発)を務めたジェイク・ピーヴィー。インサイド低目の89MPH、これを振り抜いて、打球はライトフェンスを直撃! 右中間方向に転々と転がる間に松井は既に2塁ベースを蹴っている! どよめくスタンド。驚くべき俊足だ。さすがに3塁を回ったところでは、脚が縺れそうになったが、キャッチャーのマイク・ピアッツアのブロックの間に左足を突き刺して、ホームイン! ランニング(インサイド・ザ・パーク)ホームランだ!
3塁側ダッグアウトでは、デヴィット・ライトが指を3本指し示して、これが松井の3年連続開幕戦(初打席)ホームランであることを同僚のポール・ロデューカに確認している。そのダッグアウトに笑顔で帰還する松井。こんな笑顔の松井を見るのは久しぶり、だ。笑顔が弾けている。これが復帰第1戦。大きなアピールになった。今後の爆発を予感させる快挙だった。
試合は【3回裏】にサンディエゴが勝ち越して、「2対1」で推移していたが、【8回表】47歳の超ベテラン、代打フリオ・フランコがライトスタンドに起死回生の逆転2ランホームランを放って、「3対2」。メジャーリーグ最高齢ホームランの新記録が出た。ダッグアウトに還って、今度は松井に両肩を揉まれて祝福されていたが、その目は潤んでいるように見えた……この試合には二人の男のドラマがあった。
松井稼ランニングHR! 3年連続初打席アーチ (MAJOR.jp)