野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

松井稼頭央へのブーイングが止む日(2日・シェイスタジアム)

2006-05-22 00:13:55 | New-York Mets
 メジャーリーグに復帰して、10試合。幸運なことに(?)AWAYゲームが続いていたが、5月1日のワシントン・ナショナルズ戦からHOMEシェイ・スタジアムへ。3年目の松井稼頭央(ニューヨーク・メッツ)の真価が問われ、試練が始まる。1日の緒戦を「2打数1安打」2塁打(ダブル)1本を放ち、いい流れで迎えた2日のGAME-2。

【3回裏】の第1打席で初球を打って、ファーストライナー。【5回裏】の第2打席では空振り三振。ここで耳を澄ますと、軽くブーイングが聴こえたような……【6回表】の守備でも平凡なセカンドゴロを1塁への送球がホーム側へ逸れて、あわやの場面も……一瞬、顔が凍りつく松井のUPが現地放送局【SNY】に撮られる。

【7回裏】の第3打席でも、2-OUT1塁で平凡なセカンドフライに倒れ、印象が良くない松井。その直前に「ボールorストライク」の判定を巡り、ウィリー・ランドルフ監督が退場になっているだけに、スタンドにもダッグアウトにも失望感が拡がった。
 しかし【8回表】の守備でピッチャー強襲のセンター前に抜けようか、という当たりに(逆シングルで)追いつき、ジャンピングスローで1塁に刺したプレーは見事だった。現地【SNY】も「トラフィック・プレー!」と絶賛していた。こういうプレーを積み重ねて、徐々に松井は地元ニューヨークの観客の信頼を勝ち得ていけるだろう。

松井稼、新人左腕に苦戦 無安打で途中交代 (MAJOR.jp)