貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

富士見ツーリング

2009-05-02 09:00:00 | Dトラッカー
Dトラをツーリングに連れ出した。
ルートは宮ヶ瀬、道志村から富士五湖を回って箱根へ戻る計画だった。
いつものように出発は早朝。4時はまだ真っ暗である。
浜省のアノ曲を口ずさみながら、宵闇の中へ滑り込む。



厚木でガス給油する頃に急に明るくなり、短い紫の時間はあっという間に過ぎていく。

サグ出し+セッティング変更(F圧 2段強、R圧2段強、伸3段強)は試走段階から大いに期待はしていたが、宮ヶ瀬の登りで激変した操縦性に思わず頬が緩んでしまった。正直、こんなに面白い単車に変貌するとは思わなかったのだ。
一知半解とはこのことを言うのか。吊しで放置したまま経過した5年が悔やまれる・・・。



『現在の気温 7度』の表記もなんのその。緩んだ頬のまま宮ヶ瀬ふれあいに到着したが、さすがに5時台のこの時間では誰もいない。
缶コーヒーでしばし暖を取り、道志の道の駅へ。



ガンガン走っても寒さは徐々に浸透し、ついに体が冷え切った頃に道志へ到着。
相変わらずほとんど人が居ないが、途中追いついたCBR250RRの兄ちゃんとしばし談笑。芦ノ湖スカイラインへ回るらしい。

山中湖畔で年賀状にでも使えそうな富士山を撮りつつ、富士五湖周りのノスタルジックツーリングモードになった。



生まれて初めてのソロ・ツーリングは、スズキ・ハスラーTS50Wで行った富士山一周なのだ。あの時は元気一杯前回走行で90km巡航。
今回は時に6度台を示す気温の性で、走行ペースはむしろ遅いくらい。
精進湖で一休止。



まだ、7時過ぎ。時間が十分あるので清水まで足を伸ばすことにし、本栖湖からR300で身延へ向かいR52で南下することにした。このルートは学生時代に良く授業を抜け出して走りに来た道である。
本栖湖からだとタイトなヘアピンで急激に下っていく峠道だが、小気味良く曲がってくれるので非常に愉しい。苦手な右ですら、何回かは左と変わらぬタイミングでアクセルを開けることが出来た。

若干、課題も見えてきて、フロント、リヤ共にもう少しゆっくり動くようにした方が良さそうだ。特にフロントは何とかしてイニシャルを掛けてみるのが良さげだが、車高は上げないために突き出しも増やした方が良いかも。



気温が急激に上がり始めたが、残念ながら峠区間は終了。あまりに道が改良されていると直線が遅いDトラでは愉しめない。
大型車に揉まれながらR52経由R1で清水へ。いわばリエゾン区間である。
清水では母校の前で写真を撮り、美保の松原へ向かったところ・・・。



なんと実習で乗った船が陸に上がっていた!
思わず記念撮影をした後、松原で写真を。



先の砂浜へGPz750で乗り込んでえらい目にあったことや、R&Pで無茶をしまくったことを思い出す。
その後、学生時代に世話になった喫茶店『アルペンブルー』へ立ち寄った。
10年振り位だと思うが、ちゃんと覚えていてくれて、昔と同じように話せたのが嬉しかった。
なんでも、当時の単車仲間が最近寄ったらしい。これからは年1回位は顔を出すことが出来るのかも・・・

帰路はR1、大観山を経てターンパイク、西湘バイパスの定番ルート。
春霞の中へ富士が浮かぶ。



ターンパイクでもネズミをやっているのには驚きだった。
私道のはずなので締め出せばよいのに・・・
西湘バイパスの先でもネズミをやっていたが、大型車を捕まえていた。
これは少しだけ感心した。

結局、到着は15分オーバで息子の下校時間には間に合わず。
走行距離は400km弱、久しぶりのツーリングだった。

コメント (2)
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