ER-6fで初めてメンテスタンドを使うようになったのでインプレ。
GPzやDトラは自作メンテジャッキで十分だったが、6fはアンダーフレームが無いので中華激安品のフロント兼用を1台、2台目はV字フック仕様で手に入れた。どう見ても同じ製造元の同じ製品だが、アジャストボルトは2台目の方が良かったりするのが謎だ。
送料込み5,000円/台を切っているのでJ-Tripの1/3、Astroの2/3の出費で済んだ。
リヤのかけ方はネットに画像や動画が溢れていてそれを見れば十分だが、要は車体の垂直を維持した状態でセットして上げる事がキモだと思う。ER-6fは慣れたがGPzはまだ抵抗がある。
V字受けは支点の関係で重く、高く上がるのが欠点で重いリヤホイールを持ち上げて脱着する羽目になる。
L字受けは上げるときに左右がズレやすいが、それに注意すれば軽く低いのでホイールの脱着は楽だ。
一方クリヤランスが狭いのでチェーンケースは外す必要がある。
結局フックボルトまで装着したがL字受けで十分だと思う。
安定性に欠けると言われるが、車体を支えているので乗せてしまえばズラす事すら至難の業で、日常メンテならV字受けは不要だろう。
下ろす方が苦手でハンドルでグイッと押して下ろすのは無理だった。
スタンドが前にズレないよう足で押さえたら片方だけ外れて厄介なことになったが、あれがGPzだったら倒していたに違いない。V字受けなら出来るかと思ったがやはり同じ事になって途方に暮れかけた。
フロントスタンドは組み立てを間違って悩んだ。
中華激安品はWEB上に完成画像が乗ってるだけで取説が無く、J-tripやAstroなどの紹介画像をじっくり見てネックの角度が逆なことに気づいて一件落着した。
分かってしまえば簡単に上がるし安定しているので安心して作業が出来る。
ただ、三つ叉に心棒を突っ込んで押し上げているだけなので衝撃が禁物な事と外すときにフェンダーにネック部分が落下するのは要注意だ。
あと、スタンドが工具やタイヤを外す際に干渉するのも地味に邪魔。
もちろんフロントは三つ叉周りの作業が出来ないし、リヤはサスやスイングアームが弄れない。
こうした作業は自作ジャッキで下から上げなければならない訳で、ER-6fのジャッキポイントを近所に新しく出来たKawasaki PLAZA店にお邪魔して聞いてみたが首をひねるばかりだったwww