GPzを復活させたら急にER-6fのウインカーポジションの動作に不満が沸いてきた。
回路を組んで実現しているせいでウインカーを戻した後の復帰に時間が掛かったり、動作が不安定だったりする。
他のKawasaki車の左ハンドルスイッチを流用しようと思ったが、最近は採用されてないようだし、心当たりのある車種は苔むした中古になっている。
キジマのポジションユニットに変える手もあるが、これはポジションが減光しない。
そんな中、某巨大掲示板を見ていたら、ER-6nでウインカーポジション化した方の投稿が有った。
何と左ハンドルスイッチがウインカーポジション対応で、メインハーネス側で殺されているだけだった。
これはGPz750の配線図だが配線色も同じだそうだ。
ゼファーやZZRが同じだった記憶があるが、2006年登場のERシリーズまで同じだと思わなかった。
これは確認しかないとタンクを外してスイッチコネクタをチェックしてみた。
確かにスイッチ側12Pin配線されているが、メインハーネス側は9pinしか配線されておらず、青、赤/青が殺されている。他に死んでいるのはロービームの赤/黄だが使い道は無さそうだ。
テスターで当たったらビンゴでウインカーOFF、ハザードOFFの時に導通が出た。
メインハーネスのコネクタからポジション用の配線を増設し、ACC用に増設した12Vをかけて確認したが、ウインカーOFFとハザードOFFの条件だけ12Vが出力された。
後はダブル球とダブル球ソケットに換装すれば良く、防水ソケットは汎用品でS25ダブルソケット 1157(BAY15D)としてAmazonや楽天で安価に手に入る。
ちなみにER-6fの関連配線は以下の通り。GPzと異なりスイッチの結線表にウインカーポジション用の結線は記載されてない。
これが左ハンドルスイッチ内の配線図をよく見ると、ウインカーとハザードの回路はGPzと同じで、コネクタへの配線が描かれていないだけだった。
これはFMC後のNinja650(EX650C/D)用の配線図も同じで何で回路だけ残っているのか不明だが、GPzにこの新しいハンドルスイッチが流用出来ることが分かったのも大きな収穫だった。