活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

印刷図書館の個人会員になりました

2011-06-15 10:00:03 | 活版印刷のふるさと紀行
 個人情報の最たるものですが、今日、財団法人 印刷図書館個人会員証が
送られてきました。ちょっと、うれしい気分です。

 印刷図書館はずっと印刷関連の企業、団体など法人対象で、個人会員とい
うのはありませんでした。それが、こんど個人会員制度ができたという案内
がありましたので、さっそく応募させてもらったというわけです。

 印刷図書館は戦前からあったとばっかり思っておりましたが、創立は1947
年、昭和22年に矢野道也さんの提唱で生まれたといいます。初代の館長は
大日本印刷の川田久長さんでお二人とも印刷界の大先輩です。
 矢野さんは印刷局のエライ人で、証券印刷を印刷工学の立場から研究、確
立した人ですし、川田さんの方は『活版印刷史』で長年お世話になっており
ます。

 印刷図書館には私個人としましては、印刷会社勤めをしていたころ大変お
世話になりました。なんといっても印刷関連の調べごとには印刷博物館は宝
の山です。
 今度の制度のスタートで個人会員としてまた、足を運べるのは有難いし、
個人会員同士で「印刷の話でモリ上がれる場所ができた」のは非常に楽しみ
でもあります。

 印刷図書館は創設当時、銀座にありました。そのビルの同じ部屋が後年、
私の勤務場所であったというご縁もありますからなおさらです。

 図書館の場所は地下鉄有楽町線の「新富町」下車、徒歩5分の日本印刷会
館3階ですからアクセスは至便、あなたも会員になりませんか。そうそう、
会費は年間で5千円、さっそく払い込みに行かなくては。


 
コメント
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