私的図書館

本好き人の365日

『解体新書』

2008-03-06 19:02:00 | 本と日常
気を張っていると、人間風邪も引かないのかも知れません。

どうにかその仕組みを解明して、医療に役立てられないものか?

仕事のレポート提出が5日までだったので、このところずっと残業してドタバタしていたのですが、締め切りにどうやら間に合いそうだとわかったとたん、風邪でダウンしてしまいました。

自分が発案者だったので、最後まで見届けたかったのに~

泣く泣くチームの他のメンバーに後を託し、戦線離脱。

それでも気になって、真っ赤な顔にマスクという格好で今日なんとか出社すると、どうやら無事に上司のOKはもらえたみたい。

うぅ~、でもやっぱり不完全燃焼だぁ!

レポートが出来上がったあの瞬間、張り詰めたものが途切れて、風船の空気が抜けるみたいに気が抜けちゃったんですよね。

ていうか、「気」って何だ!?

人間の体って不思議です。

寝ている間は集中力が続かなくて、それでも何もしないと落ち着かないので、ボーとした頭でつまみ食いした本は、

ロバート・A・ハインラインの*(キラキラ)*『月は無慈悲な夜の女王』*(キラキラ)*

H・P・ラグクラフトの*(キラキラ)*『ラグクラフト全集1』*(キラキラ)*

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの*(キラキラ)*『魔法! 魔法! 魔法!』*(キラキラ)*

ダイアナのこの本は彼女の書いた短編を集めたもので、頼りない魔法使いを”飼っている”ちび猫姫トゥーランドットとか、もうすぐ十五歳になる息子に頭の上がらない機械音痴のSF作家とか、次々に友達から妹や弟の子守を押し付けてられてしまう、三人姉妹の長女とか、楽しいキャラクターがたくさん出てくる、魔法がいっぱいのお話☆

前の2冊が、ハードSFにホラーものだったから、こういうクスクス笑える本を読むと元気がもらえます♪

というか、夢中になっていて風邪を引いていることを忘れていただけかも…

お気軽?

そんな薬は発明されないだろうなぁ…