私的図書館

本好き人の365日

電気を大切に!

2008-03-20 01:32:00 | 本と日常
日本にも昔「休電日」というのがあったんですね。

知りませんでした。

いえね、ちょっと髪を切ろうと思って電話をしたら、床屋さんが月曜日で休みだったんです。

その日が月曜日だってことをすっかり忘れていた私も私なんですが、電話に出た床屋さんが、すごく眠そうな声で、「月曜日だから休みです」と、さも月曜日が休みなのがあたり前、火曜日の次の日は雨が降っても水曜日ですよ、みたいな言い方をしたので、バツの悪さもあってカチンときたんです。

そこで何でそれがあたり前なのか、床屋さんの定休日について調べてみると、出てきたのが「休電日」。

もちろん、日曜日にお客さんが多いので、休めないということもあったのでしょうが、昭和の初めで電力が不足していた日本では、電気の使えない「休電日」というものがあって、それが月曜日だったため(地域によっては火曜日)、その日を休みとした理髪店の定休日として、現代に定着してしまっているんだとか。

電気が使えない日があったなんて、日本にもそんな時代があったんだぁ。

考えてみたら、そういう過渡期があって当たり前なんですが、あまりにも今の生活で電気がそれこそ”ある”とか”ない”なんて言葉では意識しないほど、あるのがあたり前になってしまっているので考えたことがありませんでした。

ダメだなぁ、反省反省。

気付かせてくれた不機嫌な床屋さんありがとう♪

そういえば、友達で電力会社に就職した子がいて、若いうちはダム勤務で遊びに行けないって嘆いていたのを思い出しました。

あの頃はたんなる就職先としか考えてなかった。

電力会社の方、毎日ご苦労様です☆



でも…

次の休みまで髪が切れないのか…