私的図書館

本好き人の365日

ハリセンボン

2008-12-01 19:30:00 | 本と日常
ズボンの裾上げをしました。

会社が支給してくれる制服は、サイズだけの指定なので、裾上げは自分でします。

コタツに入りながら、針と糸を持って、手でチクチクと。

不器用なのであまりうまくはできませんが、仕事でしか使わないので、見た目は気にしません☆

たまにやるといい気分転換になります♪

針と糸を使って、”縫い合せる”ってことを最初に発明した人はすごいなぁ。

十二月八日は針供養の日。

富山では、この日は仕立て屋さんも、畳屋さんもお休みで、針を休ませるのだと本で読みました。

ハリセンボン(魚の)を軒に吊るして、針仕事がうまくなるように願うとか。

昔々のお話。
あるところに、縫い物のたいへんじょうずなお嫁さんがおりました。
ところが、そのお嫁さんと、お姑さんはとても折り合いが悪く、ある日お姑さんから針山の針を盗んだとひどく責められたお嫁さんは、思い詰めて、つめたい海に身を投げてしまいました。
すると、海が荒れ、その海からハリセンボンが打ち上げられて、お姑さんの顔に刺さったといいます。

日本海沿岸では、この時期、海が荒れてハリセンボンの幼魚がよく打ち上げられるそうです。

そんなところから、こんな昔話ができたのかも知れませんね。

この日ばかりは針仕事もお休み。

こんにゃくや豆腐などに古い針を刺して供養するそうです。

いつもありがとうって☆