観て来ました♪
映画『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』!!
エヴァンゲリヲン新劇場版 1000ピース シンジとカヲル―エヴァンゲリヲン新劇場版:Qポスターイラスト― 639-11 価格:¥ 3,675(税込) 発売日:2012-12-09 |
何、この展開!?
エ、14年?
いったい何があったの?
シンちゃんしっかりしろよ!!
カオル君の言動が色っぽすぎると思うのは気のせい?(笑)
もういろいろ変わってて、いろいろ詰め込まれていて、めまぐるしく変わる展開に息つくひまがありませんでした。
唯一、シンちゃんがモジモジしてるシーンが息抜きになったかな(苦笑)
とにかく制作会社「ガイナックス」の過去の作品がいろいろ詰め込まれていました。
冒頭シーンは「ナディア」に「王立宇宙軍」
全体的に「トップをねらえ!」とやはり「ナディア」の演出(特に音楽)が目立つかな?
板野一郎さんも頑張ってみえて、「マクロス」時代からの古いファンとしては嬉しいところ♪
新しいキャラクターもいろいろ出てきて、敵対関係、人間関係、世界そのものも、TVシリーズとは大きく違ったものになっていました。
いやぁ、面白かった☆
SF好き、哲学好きにはたまらない作品ですね。
映画館で初心者らしき女の子が、デート相手の男の子に「エヴァって何?」と根本的な質問をしていましたが(笑)、十年来見続けてきた私もこの映画を見て改めて思いました。
エヴァって何? と(苦笑)
「新劇場版」ではリア充っぽかったシンジも、今回は以前の暗くてジメジメしたシンちゃんに逆戻り。
それに対して女性陣の元気でたくましいこと!
アスカなんて最初っから最後まで吹っ切れたようにどんどん前に進んでいきます。
パンフレットにあるように「どうせ倒れるのなら一歩でも前に!」という感じ。
アスカの声優、宮村優子さんもオーストラリアで二児の母として子育てに奮闘しているだけあって、気合の入った演技で作品を盛り上げる盛り上げる!
新キャラの真希波・マリが戦闘中も鼻歌で歌っている懐メロ、天地真理の「ひとりじゃないの」も良かった♪
「ひとりじゃないって~素敵なことね~♪」
と歌いながら援護射撃って!
それにしてもシンジ、他にやることもないしね、とカオル君と一緒にいる言い訳をしているけど、いやいや、他にやることいっぱいあるだろ!?
何が起こったのか調べるとかさ。
綾波は何もしゃべらない可能性があるから、カオル君にもっと詳しくいまの現状を教えてもらうとかさ(一応教えてもらうけれど、ベタベタしている期間が長すぎ笑)
「エヴァンゲリオン」の世界観についてのこの映画の位置づけというのもあるのでしょうが、私のこの映画だけを見た感想は、
人生にやり直しはきかない。
ということ。
現実を受け入れて前に進むのか(アスカやマリ)
それとも現実を否定し、周りの迷惑もかえりみずに自分の道を突き進むのか(碇ゲンドウ)
過去を清算し、次の世代のために未来への道を切り開くという選択もあるかも(ミサト?)
嘆いてばかりで自分の失敗を直視しよとしないシンジは、本当アスカの言うとおりガキでしかないよなぁ。
非常時の対応で、その人の本質が見えますよね。
私は、前に進むキャラが好き。
進むしかないでしょ☆
同時上映された『巨神兵東京に現わる』も面白かった♪
これはジブリ映画『風の谷のナウシカ』に登場する「巨神兵」が、東京の街に現われて街を破壊する様子をミニュチア模型と特撮技術で撮影した作品。
実写の風景がミニュチア風に撮れるカメラも使われているのかな?
「火の七日間」が再現されていて、ちょっと「巨神兵」と「エヴァ」がシンクロしているようにも見えました。
いやぁ、楽しい時間だったなぁ~
次回予告で『シン・エヴァンゲリオン劇場版:∥』の映像がちょっとだけ流れました。
「:∥」というのは演奏記号らしいのですが、「反復演奏」? それとも「終了」という意味?
これも楽しみ♪♪