お盆休みも「アッ」という間に終ってしまい、子供たちがそろそろ夏休みの宿題に追われる時期ですね。
大人になって嬉しい事の一つは宿題がないってこと♪
でもたまに夢の中で夏休みの宿題が終っていなくて、ゾッとして目が覚める時があります(苦笑)
もうしなくていい、しなくていいよ~
しばらくして(あ、もう大人だった)と思い出してようやく落ち着きます。
そうとうトラウマになっていますね(笑)
お盆の間に読んだ本は…
J・R・ヒメネス 著
長新太 絵
*(キラキラ)*『プラテーロとわたし』*(キラキラ)*(理論社)
プラテーロというのはロバの名前。
1956年にノーベル文学賞を受賞したヒメネス。
この作品はいくつかの出版社から邦訳が出ていますが、このたび理論社版が復刊されたんです♪
訳は伊藤武好さん、伊藤百合子さん。
詩人として将来を有望されながら、度重なる不幸と失望で傷ついた作者が、故郷スペインの片田舎で目にした人々の暮らし。
粗野で、貧乏で、偏見と傲慢な、だけど愛すべき人々。
黒い服を着てロバにまたがる作者を子供たちは「きちがい」とあざけります。
幼くして亡くなった少女。ドロだらけのジプシー。気のふれた女に、やせこけた犬。
ほら、プラテーロ…
自分のロバに優しく語りかけ、その愛情に満ちた視線で世界を見つめるヒメネスの文章は、そのリズムといい言い回しといい、何でもない日常の中にある大切な「何か」を読んでいる者の心に呼び覚まします…
ドラマらしいドラマのない散文が続くので、最初は退屈に思うかも知れませんが、何ともいえない感情を刺激する、心の奥底に響く文章です。
長新太さんの挿絵もイイ!
読書の秋、夜中にひっそりと読むのにピッタリの本です☆
その他、最近読んで面白かったのは…
40代オタク中年日本人夫と、20代中国人妻の日常を描いた四コママンガ。
井上純一(純弌) 著
*(キラキラ)*『中国嫁日記』*(キラキラ)*(エンターブレイン)
中国は瀋陽市(シェンセン市)出身で東北人(ドンベイレン)のお嫁さん。
日本の公衆トイレに紙があることに驚き、スライスチーズの美味しさに驚き、大相撲の懸賞を受け取るところが大好きで、餃子の日は餃子が主食なんだからご飯はナシ!
国際結婚だからか個人の問題なのか、異文化コミニュニケーションの面白さを身を削って紹介してみえます♪
昨年からブログで描かれていたのが話題になり、このたび書籍化されたんだとか。
「中国嫁日記」で検索するとブログを見ることができます☆
尖閣問題だとか高速鉄道事故とか、何かと中国の対応を危険視するニュースが続いていますが、中国人一人一人を見ればいい人もいるし面白い人もいる。当たり前のことなんですが、国家と個人は別物ですからね。
夫の実家(宮崎)にお正月の挨拶に行くというので緊張しているお嫁さんがカワイイです♪
中国ではクリスマスが浸透していないとか(東北地方の話しです)、10年前まで村に一台しか電話がなかったとか(東北地方でも一部の地域の話しです)、中国の野菜はとにかく洗うのが大変で(泥だけじゃなく農薬も心配)肉も塊で売っているので日本のヤワな包丁とまな板じゃ役に立たないとか(…これはわりと中国全土)、日本と中国の違いがわかって面白いです。
中国では魚は煮るもの、焼き魚は一般的ではないそうで、初めての焼きサンマはですから頭と内臓がきれいに取り除かれていたり、アジの開きにはドレッシングがかけられて食卓に上ったそうです(苦笑)
あー可笑しい♪♪
みそ汁に香菜(シャンツァイ)!?
トーストにおしるこ!?
そういう違いを乗り越えながら、なんだかんだいって仲のいい日常が描かれているんだから、ごちそうさま!
ちなみにみそ汁に香菜(シャンツァイ)を入れるとすげぇマズイそうですからご注意下さい☆
面白いマンガでした。
大人になって嬉しい事の一つは宿題がないってこと♪
でもたまに夢の中で夏休みの宿題が終っていなくて、ゾッとして目が覚める時があります(苦笑)
もうしなくていい、しなくていいよ~
しばらくして(あ、もう大人だった)と思い出してようやく落ち着きます。
そうとうトラウマになっていますね(笑)
お盆の間に読んだ本は…
J・R・ヒメネス 著
長新太 絵
*(キラキラ)*『プラテーロとわたし』*(キラキラ)*(理論社)
プラテーロというのはロバの名前。
1956年にノーベル文学賞を受賞したヒメネス。
この作品はいくつかの出版社から邦訳が出ていますが、このたび理論社版が復刊されたんです♪
訳は伊藤武好さん、伊藤百合子さん。
詩人として将来を有望されながら、度重なる不幸と失望で傷ついた作者が、故郷スペインの片田舎で目にした人々の暮らし。
粗野で、貧乏で、偏見と傲慢な、だけど愛すべき人々。
黒い服を着てロバにまたがる作者を子供たちは「きちがい」とあざけります。
幼くして亡くなった少女。ドロだらけのジプシー。気のふれた女に、やせこけた犬。
ほら、プラテーロ…
自分のロバに優しく語りかけ、その愛情に満ちた視線で世界を見つめるヒメネスの文章は、そのリズムといい言い回しといい、何でもない日常の中にある大切な「何か」を読んでいる者の心に呼び覚まします…
ドラマらしいドラマのない散文が続くので、最初は退屈に思うかも知れませんが、何ともいえない感情を刺激する、心の奥底に響く文章です。
長新太さんの挿絵もイイ!
読書の秋、夜中にひっそりと読むのにピッタリの本です☆
その他、最近読んで面白かったのは…
40代オタク中年日本人夫と、20代中国人妻の日常を描いた四コママンガ。
井上純一(純弌) 著
*(キラキラ)*『中国嫁日記』*(キラキラ)*(エンターブレイン)
中国は瀋陽市(シェンセン市)出身で東北人(ドンベイレン)のお嫁さん。
日本の公衆トイレに紙があることに驚き、スライスチーズの美味しさに驚き、大相撲の懸賞を受け取るところが大好きで、餃子の日は餃子が主食なんだからご飯はナシ!
国際結婚だからか個人の問題なのか、異文化コミニュニケーションの面白さを身を削って紹介してみえます♪
昨年からブログで描かれていたのが話題になり、このたび書籍化されたんだとか。
「中国嫁日記」で検索するとブログを見ることができます☆
尖閣問題だとか高速鉄道事故とか、何かと中国の対応を危険視するニュースが続いていますが、中国人一人一人を見ればいい人もいるし面白い人もいる。当たり前のことなんですが、国家と個人は別物ですからね。
夫の実家(宮崎)にお正月の挨拶に行くというので緊張しているお嫁さんがカワイイです♪
中国ではクリスマスが浸透していないとか(東北地方の話しです)、10年前まで村に一台しか電話がなかったとか(東北地方でも一部の地域の話しです)、中国の野菜はとにかく洗うのが大変で(泥だけじゃなく農薬も心配)肉も塊で売っているので日本のヤワな包丁とまな板じゃ役に立たないとか(…これはわりと中国全土)、日本と中国の違いがわかって面白いです。
中国では魚は煮るもの、焼き魚は一般的ではないそうで、初めての焼きサンマはですから頭と内臓がきれいに取り除かれていたり、アジの開きにはドレッシングがかけられて食卓に上ったそうです(苦笑)
あー可笑しい♪♪
みそ汁に香菜(シャンツァイ)!?
トーストにおしるこ!?
そういう違いを乗り越えながら、なんだかんだいって仲のいい日常が描かれているんだから、ごちそうさま!
ちなみにみそ汁に香菜(シャンツァイ)を入れるとすげぇマズイそうですからご注意下さい☆
面白いマンガでした。
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