オリンピックに大雪に確定申告と、気になることの多い2月ですが、まだお正月に読んだ本の紹介をしています(苦笑)
ただし、この本はまだ読みかけ。
というか、シリーズ物で合計10冊もあるので、まだすべて読み終わっていないんですよね。
竹下文子 『黒ねこサンゴロウ』シリーズ(偕成社)
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偕成社
発売日 : 1994-07
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児童文学作家の竹下文子さんと、画家の鈴木まもるさんによる作品。
「黒ねこサンゴロウシリーズ」全5巻。「黒ねこサンゴロウ旅のつづきシリーズ」全5巻があります(他に同じ世界観の姉妹作品あり)
2本の足で歩き、電車にも乗り、うみねこ族の船「マリン号」をあやつる黒ねこ、サンゴロウ。
第1巻で、一人旅の好きな人間の少年ケンは、隣の席に座った人物にビックリします。それはねこ。車掌さんが来て「猫は電車に乗ってはいけません」といわれるんじゃないかとドキドキ。しかしその猫は、むっつりしたままポケットから切符を取り出して車掌さんに渡したのでした・・・
淡いタッチで描く鈴木まもるさんのイラストがいい!
日常の生活に根付いた「生きること」をテーマにしながら、ファンタジーの世界と現実の世界をすぐ隣にある世界として描く竹下文子さんのストーリーがいい!
漁師であるサンゴロウが命よりも大切に思う船、「マリン号」がさらにいい!
うみねこ族にやまねこ族。
様々な顔を見せる海。
海賊に灯台守。
活動的なムーミンの世界?
スナフキンと気が合いそうな世界です♪
あ、でもサンゴロウは漁師としてしっかり働いているし、ずっと旅をしていたので生活力はすごくあります。
電車にも乗れますしね(笑)
猫に旅って似合います!
この作品、途中までは夢中で読んでいたのですが、全巻揃えることができなくて、おわりまで読むことができていませんでした。
本屋さんでなかなか見つけられなかったので、しかたなく注文(児童書のコーナーってあまり大きくないんですよね)
この間ようやく全10冊が揃いました。
待ち遠しかった!
オリンピックや見たいドラマがあって寝不足ですが、これは読まないと。
楽しみです☆
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