私的図書館

本好き人の365日

「食べ物を分け合ったら仲間、決して裏切らない」

2008-08-07 23:00:00 | 本と日常
もうすぐ会社も夏休み。

今年は6日間休めます。

どこか遠くに旅に出たいなぁ~

いっつも計画だけで終っちゃうんですよね。

とりあえず、いつその気になってもいいように、車だけでも準備しておこうと、点検に持って行きました。

オイル交換、その他もろもろで約2万円の出費。

車ってお金がかかる…

通勤途中でいつも思うのですが、対向車線を走る車に乗っている人たちは、私の家のある方角に仕事場があるはず。
反対に、私の仕事場は彼らの家の方角にある。

仕事場(もしくは自宅)を入れ換えられたら効率的なのに。

ま、そういうわけにもいかないか。

帰りがけに本屋さんにも立ち寄って来ました。

購入したのは白泉社の雑誌『MOE』9月号。
今月は宮崎駿監督の最新作、映画「崖の上のポニョ」特集☆

宮崎アニメの特徴の一つに、とっても美味しそうな食事シーンがありますが、「仲間になったら、一緒にごはんを食べる」「食べ物を分け合ったら仲間、決して裏切らない」という言葉に深くうなずいてしまいました。

食事シーンをそういう視点で見たことなかった!!

自分のことなのに変な話ですが、自分がそのことをどこかで理解して映画を見ていたことに初めて気が付きました。

チコの実を分け合うナウシカとアスベル。
シータの作った料理を奪い合うように食事をするドーラ一家とパズー。
お腹のへっている千尋に白いおにぎりを手渡すハク。
ソフィーの目の前でベーコンエッグをかきこむマルクル。

セリフで説明されなくても、人と人の関係って態度や行動で私たちは無意識に読み取っているんですね。

もしかして、家族で一緒に食事をするのって思っていたよりずっと大切なことなのかも…なんてちょっと飛躍して考えてしまいました☆

映画はまだ見ていないので、この休みの間に見に行きたいと思っています。

そうそう、同じく『MOE』に2008年6月18日に亡くなられた絵本作家ターシャ・テューダーさんにあてた、翻訳家、食野雅子さんの追悼文が載っていました。

この文章もとってもよかったです☆





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