4月23日はサン・ジョルディの日。
スペイン、カタロニア地方では、女性は男性に本を、男性は女性に赤いバラを贈る習慣があるんだとか。
赤いバラなんて、贈ったことないなぁ(苦笑)
もし私が今日、誰かに本を贈るとしたら、やっぱりモンゴメリの『赤毛のアン』かな。
持ち手がはずれてしまう大きな手さげかばんを抱えて、緊張と不安でいっぱいになりながら、駅のホームで新しい里親を待ち続ける赤毛の少女…
そんな彼女が、この4月から新しい学校、新しい職場に飛び込んだ新人さんたちの姿と重なるから♪
「ねえ、どうして道が赤くなるの?」
「そうさな、どうしてかな」
「いいわ。それもいつか、しらべだすことの一つだわ。これから発見することがたくさんあるって、すてきだと思わない? あたししみじみ生きているのがうれしいわ――世界って、とてもおもしろいところですもの…」
―村岡花子 訳「赤毛のアン」(新潮文庫)―
この物語は当初、どこの出版社からも相手にされず、ようやく出版にこぎつけたのが1908年(モンゴメリ33歳)のことだったといいます。
「赤毛のアン」の成功で、売れっ子作家になったモンゴメリ。
彼女はその後、たくさんの作品を発表しました。
私も今日、本屋さんでそんな彼女の作品の一つ、『銀の森のパット』(角川文庫)を買って来ました!
内容は知っていますが、今月の25日に発売される『パットの夢』(角川文庫)と合わせて揃えようと思って。
こちらの舞台も「赤毛のアン」と同じプリンス・エドワード島。
現在この小説のモデルとなった、モンゴメリのいとこたちが実際に住んでいた「銀の森屋敷」は、カナダでグリーン・ゲイブルズ博物館として使われているそうです。
いいなぁ、プリンス・エドワード島。
行ってみたい!
奇しくも明日、4月24日はモンゴメリの命日。
ルーシー・モード・モンゴメリが亡くなったのは1942年のことです。
当時夫と共にカナダのトロントで暮らしていた彼女は、67歳で亡くなった後、終生愛してやまなかったプリンス・エドワード島に葬られたと聞きます。
100年以上昔の物語ですが、いま読んでもとっても面白い♪
実際にアンがブライト・リバーの駅に降り立ったのは6月のことですが、「歓喜の白路」や「雪の女王」といった花々の咲いているイメージが強くて、「春」って感じなんですよね。
やっぱり日本人だからかな?
「雪の女王」には遠くおよびませんが、ようやく咲いた近所の桜の写真を載せておきます☆
消臭剤などが有名なエステーが毎年夏に行っている「ミュージカル赤毛のアン」
そのチケット応募が今年も始まりました。
このミュージカル、チケット販売を行わないため、抽選に当たらないと見ることができないんですよね。
去年はハズレてしまったので、今年こそ当たって欲しい!
興味のある方は、ホームページからも応募できるので調べてみて下さい。(応募期間2012年4月1日~2012年6月30日)
あ、そうなるとますます競争率が高くなっちゃうかな?(苦笑)
プリンス・エドワード島が似合うだなんてすっごく嬉しいです♪
でも実際は田舎の農家の長男坊で、もういい歳なので、青年というよりどちらかというとマシューのイメージに近いかも知れません(苦笑)
同級生の子供はもう中学生ですからね~
プリンス・エドワード島にはいつか行ってみたいです。
「アン」お好きですねえ、
ホークさんと言うとすぐ「アン」と浮かぶほど
私には印象的です。
私のイメージのホークさんは、
プリンス・エドワード島がお似合いな
優しげな好青年です。