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本好き人の365日

ルイスと魔法使い協会シリーズ『魔法の指輪』

2011-01-27 15:42:00 | 本と日常
アパートの玄関が凍っていたらしく、知らずに踏み出したらススッーと滑ってビックリしました。

転んだら大変ですが、子供の頃に凍りついた田んぼで滑って鍛えた運動神経はまだまだ健在。

見事に滑りきってもう一度滑ってやろうかと思ったくらいでした。

いやいや、過信はいけませんね。気を付けたいと思います。

乗っている車がリコールに引っかかったり(エンジンのなたらかんたらいう部品を交換するそうです)、外に置いてある洗濯機が凍りついたり(お湯をかけたりして大変でした)、昨年申請したエコポイント分の商品券がよくやく届いたりと、今週もけっこういろいろありました。

読んだ本は、ジョン・ベレアーズの「ルイスと魔法使い協会シリーズ」第3巻、

*(キラキラ)*『魔法の指輪』*(キラキラ)*(アーティスト・ハウス)

主人公のルイスはちょっと太めで気の弱い恥ずかしがり屋の男の子。
彼が叔父のジョナサンと一緒に暮らすことになるところから、このシリーズは始まっているのですが、この第3巻では2巻でルイスの親友として登場する女の子、ローズ・リタを主人公にして物語が進みます。

実はジョナサン叔父さんとその友人のツィマーマン夫人は魔法使い。
いろいろ不思議な事件が起こり、ルイスやローズが活躍するのですが、この巻の冒頭ではローズはイライラしています。

男の子みたいに野球や木登りが大好きなローズ。

なのに親友のルイスのことをママはボーイフレンドなんて呼ぶし、夏休みが終ったら上の学校に行くことになってスカートやストッキングをはくことになる…

そんな格好大嫌い!

ドレスにダンス!?
そのうちルイスとデートしたりダンスをすることになるのかしら?

ずっと子供のままでいたいのに。

女の子なんて不公平!!

そんなローズがツィマーマン夫人と一緒に夫人が相続したという農場を訪ねて夏のバカンスに旅立ちます。

ツィマーマン夫人は普段はジョナサン叔父さんと減らず口をたたきあっていますが、冷静沈着な人生の先輩で、大人の女性としてローズの苛立ちに理解を示し、しかし変に甘やかすことなく友人として助言を与えます。

この二人の関係いいなぁ♪

しかしツィマーマン夫人が相続したのは農場だけではありませんでした。
夫人あての手紙に書かれていた不可思議な言葉。

「魔法の指輪を見つけた…」

目的地でローズたちを待ち受ける大事件!!

キャラクターに魅力があってどんどん読み進めることができました。

結末は魔法の物語っぽくて好きです♪

ほら、「三つの願い」とかあるじゃないですか。
あの結末に似てる☆

私の今の三つの願いは…
「健康な体」
「暮らしに困らないだけの収入」
「面白い本」

…俗物だなぁ。


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