写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

「イマジン」と「真珠湾攻撃」

2010年12月08日 | 写真
今日12月8日は二つの忘れてはならない出来事があった日です。
ひとつは1941年(69年前)の日米開戦、日本の海軍が宣戦布告もしないで闇討ち的な「真珠湾攻撃」を行い日本国民を太平洋戦争に引きずり込んだ日。
日米開戦はそれまで展望も無い日中戦争の拡大のなかで苦しんでいた日本国民にさらに大きな苦しみに向かわせるという日になりました。
もうひとつは1980年のこの日、かつてビートルズのメンバーだったジョン・レノンがニューヨークのダコタアパートの前で銃弾に倒れた日です。
ジョン・レノンは1960年代後半からソロ活動を始めていて、反戦や平和の運動にも参加するようになりました。69年12月には「平和の祈りをこめて・・・」などのアルバムを出し、71年には「イマジン」のアルバムも発表しています。
「イマジン」は9.11同時多発テロを契機にさらに多くの若者たちに知られるようになり、今日もラジオからこの曲が何度も流れていました。
今日ブックマークでリンクさせていただいた広田みよのみよみよ日記によると金沢の香林坊では石川県の母親連絡会と新日本婦人の会の人たちが戦前「赤紙」と呼ばれた召集令状を配り二度と戦争は許さないことを訴えていたそうです。
今日の写真は加賀と能登を結ぶ地域にある河北潟に飛来した「コハクチョウの飛翔」です。渡り鳥の姿をいつまでも見ることが出来るためにも国際紛争はなくなってほしいと思います。その河北潟は日本で最初の米軍基地撤去運動「内灘闘争」の舞台となった日本海に接する小さな漁村だったところで今は金沢市のベッドタウン、学園都市となっています。
コメント (2)
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