写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

ササユリの開花 離れ猿との出会い

2014年06月04日 | 写真

先日のブログに書きましたが、今年もササユリが開花しました。その花言葉「清浄・上品」という言葉通りの美しさです。金沢市の南部丘陵でかつては広く自生していたようですが森や林から人手が遠のき木の枝うちや下草刈りができなくなるにつれ、また盗掘も加わりいつしか姿を消していき、数年前には自生する花はほとんど見かけなくなっていましたが、ここ数年山里の人たちや自治体、保護団体の人たちの努力で林の手入れの復活とともにササユリが咲く地域が少しずつ広がりを見せています。ただ環境の変化に敏感な花のようで下草刈りができなかったり森が荒れたりすると翌年は姿を消すこともある花です。そういう意味では山里の森林の環境を測るバロメーターの役割を果たしている花でもあるようです。


金沢市内には生息していないといわれているニホンザル、林道のカーブミラーに人影のようなものが写っていたので慎重に曲がろうとすると道の真ん中でのんびりとした姿でくつろぐニホンザルを見てビックリ、慌てて車内からフロントガラス越しに撮影しました。奥山が雪に包まれる初冬から早春にかけてこのあたりまで降りてきて冬越しをする群れがいますが雪が消えるころには奥山に戻っていきます。
出会ったのは年寄の猿のようで他に猿の気配もなかったので群れから離れて暮らす、いわゆる「離れ猿」だったようです。このあとすぐに林に消えていきました。それにしても珍しい出会いでした。

[日本共産党の定時定点宣伝]
話は変わりますが、統一地方選挙まで10か月ほどになりました。「嘘も方便」としか言いようのないでたらめな「公約」と、小選挙区制という不公正な選挙制度のなかで有権者比20パーセント程度の得票で圧倒的な国会の議席を得た安倍自民党内閣は国民の思いとは全く逆方向へハンドルを切り国の根幹としている憲法無視の政治を強行していますが、当分国政選挙は予定されていません。
その政治に物申す最大の機会となるのが来春の統一地方選挙です。その地方選挙で金沢市の共産党は県会議席の現有一議席の確保とともに市議会の議席現有三議席を一議席増の四議席獲得するために現職の二名と新人の二名の候補者も発表し懸命の取り組みを続けています。私の住んでいる地域でもベテランの現職議員の勇退が決まり、新人への議席交代のために取り組みを強めています。
今日は水曜日、三年前の統一地方選挙前から始めた通勤、通学者に対する毎週一度の定時定点宣伝の日です。時間は7時半から8時までの30分間ですが予定候補者も参加して今日も金沢市の南部から中心部に向かう交通のかなめとなる有松交差点に立ち宣伝です。私も参加する予定です。
3年前の3.11東日本大震災と福島原発事故直後の寒い日も震災義援箱を持って立ち、たくさんの方から義援金を預かり東北へ送りましたが、そのなかには持ち合わせがないからと50円玉一つそっと手渡してくれた女子高校生との出会いも忘れられません。

今日も様々な出会いを楽しみたいと思う朝です。



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