写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

平和の鐘つき 大釜とワンピース

2014年08月14日 | 写真
今朝の「しんぶん赤旗」地域配達終了。お盆で帰郷の同僚に代わってのピンチヒッターでした。
配達し終わって我が家で広げた「赤旗」一面には「GDP大幅減 消費増税暮らしも経済も直撃」 「川内原発 規制委ずさん審査 独自解析せず九電任せ」 の見出しが躍っています。内閣府発表の2014年4~6月期の国内総生産が比較可能な20年間で最大の落ち込みとなり、私たち国民の肌で感じる不況感が政府発表のデーター上でも裏付けられていますが、安倍内閣は現在の消費税率8パーセントを来年10月から、さらに10パーセントへと引き上げることを年内に判断することを変えようとはしていません。

一昨日私の住む石川県でも指摘されている活断層を棚上げにしたまま志賀(能登)原発2号機の安全審査が北陸電力から原子力規制委員会に申請されました。
今日の「赤旗」によると、原発再稼働の焦点となっている九州の「川内原発」審査について規制委員会が独自解析しないまま電力会社の申請のまま新たに義務付けられた過酷事故に対するチェックもしないままの「適合」報告だったことが明らかにされています。
チェックするべき規制委員会が規制され、審査される当事者である電力会社のデーターをそのまま通してしまうことに唖然としてしまいます。3年半前の東日本大震災といまだに事故原因さえ特定されず事故の処理さえ見通しの立たないまま推移している福島原発事故の教訓はどこに生きているのでしょうか?


明日は8月15日、69年前に日本が連合国側のポツダム宣言を受け入れ全面降伏した日であり、先祖の霊を迎える旧盆でもあります。

私の住む金沢市の寺町台地域では「寺町台9条の会」が主催して毎年寺町地域の鐘楼のある9ケ寺で正午を期して平和を願い鐘をつく「平和の鐘つき」が行われます。
今年も寺町三丁目の法光寺境内で11時から出発式、その後各寺に別れて鐘つきが実施されます。観光の方も多く訪れる地域で毎年のように観光客の方たちの参加も見られます。どうぞ金沢寺町においでになって鐘の音をお聞きになられた方はその寺を訪れて一緒に鐘をつき平和を祈りましょう。(写真は昨年8月15日撮影)


先日訪れた一向一揆の里の田舎蕎麦のおいしいおそば屋さん。入り口あたりに看板代わりに置かれた大釜とその前でケータイを操るカラフルなワンピース姿の女性。なんとなく印象に残るすがたなのでカメラに収めさせていただきました。



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