山里に春の訪れ ミズバショウとショウジョウバカマ

　　　　［「3.11」この日は忘れることが出来ない］
５年前の３月１１日、７０年生きてきて初めてみる巨大地震と巨大津波がテレビ画面からではあるけれど日本の東半分を襲い多くの人命を奪い去る光景を目の当たりにして身震いしました。
５年目を迎えた今日はテレビも新聞も東日本大震災とそれとともに起きた人類史上最悪の原発事故を振り返る報道が一日中続いています。
当然のことではあるし、そうでなければならないとは思いますが・・・、なぜか今日はその話題から逃れたいと天候が回復した金沢市南部の山里へとカメラを持って行ってきました。

　　　　［今春初めてのミズバショウの花が］

山里は寒くてまだ残雪のあるところもありますが・・・、今冬の記録的な暖かさのためかもう日の当たる山の斜面には雪がなくなってわずかながらですが青草が萌え出ています。
その新しい草をのんびり食べるニホンカモシカにも出会いましたが、びっくりしたのは「ミズバショウ」の花を見たことです。
自生しているものではありませんが民家の庭にある池で保護している数株のうちの一つですが、はやくも写真のような白い苞を見せていました。

　　　　［斜面にはショウジョウバカマが］

早春の妖精とも呼ばれる「オウレン」の花が咲く林の近くの斜面に紫色と白色の花が見つかりました。
これまた山里に春を告げる花「ショウジョウバカマです。
近くにはかない風情の山桜が数輪の花をつけるなど、山里はもう確かに春の訪れを告げていました。

3.11を契機に本格的に毎日更新を続けているブログ［写真師の新カメラ日記］。
今日は春の訪れを告げる花を写真二枚アップして更新です。



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