写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

十六夜の月 月光のなかのモクレン

2016年03月25日 | 写真日記
    [午前5時 雲間に見える十六夜の月]


  尻を出し頭を出すや雲の月    子規
  雲に月わざわざはいるにくさ哉  子規
明治25年秋に正岡子規が雲間の月を少しユーモラスに詠んだ句二首です。
今朝は少し早く2時前に床を出てそのまま新聞配達時間を待ち、午前三時に自宅を出るといういつもと違う一日の始まりになりました。
天候は新聞配達中の一時間ほどの間に 霰、雨、曇り。雲の中から十六夜の月も見え隠れするという変化の激しいものでした。
この不思議な時間にほんの一瞬でしたが顔を出した十六夜の月は子規の詠んだような不思議に表情を見せていました。

    [月光のなかのモクレン]

今朝の新聞配達している途中に出合った闇から浮き上がって見えたハクモクレンです。
そろそろお近くのお宅の気象の時間になってきたのでしょうか・・・、
お庭の向こうのお宅から漏れてくる僅かな明かりに咲き始めたハクモクレンの花が闇に浮かぶように見えました。


夜明け前の「十六夜の月」と「木蓮の花」の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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