写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

小松市滝ケ原町 石切り場を見る

2016年10月10日 | 写真日記
    [採石坑道のなか]

石川県小松市方面の写真グループの企画で石川県加賀地方の石切り現場を見る機会がありました。
私のイメージでは石を採るというのは大きな岩山を古くはハンマーと鑿で、今は重機を利用して崩すという感じでしたが・・・。
そのイメージをひっくり返すような採石坑道の姿でした。
写真の坑道は約50年かけて掘り進んだもののようで、この壁の隣には新しく掘り進んでいる坑道があります。
いずれにしても石材の産出の仕事は数十年単位のもののようで、その点では林業と同じように何代にもわたっての息の長い大変なお仕事だということがよくわかりました。

    [石切り場跡]

滝ケ原町にはいくつかの石切り場の跡がありますが、現在は立ち入り禁止となり近づくことができません。
写真は少し離れた道路わきから写した採石坑道の入り口で、昔のものですから現在の石切り場とは違って掘りやすいところから掘り進むという坑道だったからでしょうかオブジェのような魅力を持つ姿です。
近寄って写真が撮れないのがとても残念でした。

それにしても農林業も含めて人間らしい仕事というのは息の長い努力と辛抱と工夫がぎっしりと詰まっていることを再認識させられた写真撮影の時間でした。



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中西優個展「金沢夜散歩」見てきました

2016年10月09日 | 写真日記
久しぶりに連れ合いと二人で金沢の街へ出かけました。
まずは友人でポートレート写真の名手の中西優カメラマンの個展「金沢夜散歩」会場へ。
ところがネットの会場地図をうろ覚えのままおおよその見当で観光客の行き交う街をうろうろ歩いていると知り合いの方に出合って案内していただきました。
新しい道と古い道、新しい街と旧い街が混じり合った金沢という町の分かりにくさと面白さも感じながらのギャラリー探しでした。
写真展は美しい金沢の夜景とポートレートの組み合わせが多いのかと思っていましたが、金沢という町の美しさを直球で投げ込んだ本格的な風景、夜景写真の展示でした。
中西さんが本格的にカメラを使い始めたころから写真関係での付き合いが続いているので彼の風景写真の素晴らしさは知っているのですが、展示された写真のそれぞれに彼の持ち味が表れている素敵な写真展でした。

帰路は連れ合いと久々のデートということですてきな町屋カフェ「花色木綿」さんで二人でお茶を、私たち夫婦は子どもの本や教育関連の本などを扱う小さな書店をしていましたが・・・、「花色木綿」の本棚には私たちがお客様にお勧めしていた、またお勧めしたいような本が並んでいてそんな本を眺めながらの嬉しいお茶の時間でした。
次の土曜日10月15日にはこのカフェの二階のギャラリーで私と孫二人の写真を展示する「JIJI・MAGO三人写真展」が始まります。


観光客の姿が目立つ尾山神社ではもう七五三参りの幸せそうな家族の姿もたくさん来られ、参道では神門を背景に記念写真を撮っていました。


金沢の観光スポット尾崎神社から金沢城の城壁を巡るように歩いていると大きな樹の枝の先に赤い新芽のようなものが雲間からの陽光を受けていました

近江町市場のある武蔵が辻から香林坊バス停まで2時間ほどのゆったりとした金沢デートでした。

今日は中西優写真展のこと、金沢を散歩しながらの二枚の写真アップでブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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ウエブアルバム 『ヒガンバナ』 金沢市南部丘陵

2016年10月08日 | 写真日記
    [写真展で紹介 ウエブアルバム]

写真は今年まだ残っていたご近所のヒガンバナです。

10月も中旬を迎えようとしています。
このブログでも何度かご案内していますが、私と孫の3人の写真を展示する「JIJI・MAGO三人写真展」がいよいよ一週間後に迫ってきました。
3日間の会期中、基本的には午後1時~5時まで「茶論 花色木綿」の二階ギャラリーで来場される方たちのお相手ができるようにしています。
ネットでの友達のなかにはお名前はわかっていてもリアルなお付き合いのない方もいらっしゃいますが、ぜひ気楽に声をかけてくださいね。
この会場には私のパソコンを持ち込み、2007年から作りはじめてもう230冊を超えるウエブアルバムから数十冊のアルバムをPCで見ることができます・・・・。
会場にはこれまで写真展やコンテストのための大伸ばしプリントや思い入れのある写真を納めた簡易アルバムもおいていますのでウエブアルバムとともにお楽しみください。

そのウエブアルバム群から2008年10月作成の「ヒガンバナ」をリンクして今日のブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

デジブック 『ヒガンバナ』


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ほんのり秋色兼六園 小池晃質問の衝撃

2016年10月07日 | 写真日記
    [参院小池質問の衝撃]
今朝一番の「しんぶん赤旗」の地域配達。
地域の読者一軒一軒のポストに昨日の小池晃議員による質問の内容とテレビ中継を見た読者からの反応がいっぱい詰まった新聞を配達してきました。
また今日の紙面(三面)には「日本共産党綱 新パンフが完成」として装いを新たにしたパンフの紹介があります。
パンフをご覧いただきたい方はお近くの共産党事務所や共産党議員にこえをおかけください。
また昨日からネットでも閣僚の白紙領収書問題への抗議や小池議員の質問内容に驚きの声が溢れています。

    [秋色ほんのりの兼六園]

新聞配達終了後の一時間ほど早朝入園無料の兼六園まで行ってきました。
霞池のほとりにはススキがそよぎ、その向こうの島にはモミジがほんのりと色づき始めていました。


こちらは上の霞池から下の瓢池に落ち込む碧滝です。
こちらも周囲のモミジが色づき始め、昨日の記録的な大風の影響はあまり感じられない静かな佇まいを見せていました。
間もなく来園者が感嘆の声を上げるような紅葉の季節が訪れます。



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自民政治の腐敗と劣化 ヤマドリとの出会い

2016年10月06日 | 写真日記
    [安倍内閣のおごりと劣化、そして腐敗]
「稲田防衛相 疑惑の白紙領収書同じ筆跡 約520万円分」 共産党のしんぶん赤旗日曜版のスクープです。
今日10月6日の参議院予算委員会のテレビ中継、共産党小池晃書記局長の追及に稲田防衛相だけでなく菅官房長官、高市総務相も同じように白紙領収書に自分で金額を書きこんでいたことを認めただけでなく自民党内では同様の手口が常態化していることも窺える三閣僚の答弁。
いま大問題となっている富山市議会での領収書偽造問題が「とるにたりないこと」とさえ思われる自民閣僚の腐敗とおごりが感じられ怒りが膨れ上がる思いの予算委員会質疑でした。

    [金沢市南部丘陵 ヤマドリとの出会い]

気配はすれども姿を見ること無く、もう一年以上写真が撮れなかったヤマドリです。
山道を車で移動しているとはるか前方で二羽の大型の鳥の姿が・・・。
慌てて車を停めて望遠レンズを付けたカメラを取り出しシャッターを押した二枚です。


   
   あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む (柿本人麿 『拾遺集』)

百人一首のなかの良く知られた恋しい人を待ちわびる心を詠った一首です。
ヤマドリはキジの仲間ですが、キジがほとんど人里で暮らしていることに比べてもう少し人と距離をとって暮らしています。
美しいヤマドリの写真で、腐敗した自民党内閣の政治を目の当たりにしての暗い気分を少しは転換できました。

今日はヤマドリの写真2枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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台風18号の夜 ご近所カメラ散歩

2016年10月05日 | 写真日記
    [ツマグロヒョウモン]

10年ほど前から北陸では珍しかったツマグロヒョウモンが見られるようになり、現在では私たちの住む金沢市内の町のあちらこちらで当たり前のような姿で飛び交い、モンシロチョウよりも日常の光景の中に溶け込んでいる蝶になりました。
写真はご近所の花壇の花の蜜を吸うために飛び交っているツマグロヒョウモンです。

    [女郎蜘蛛 淋しい存在]

あまり人の行き来のないお宅の玄関わきに糸を張った女郎蜘蛛です。
住宅街なので獲物になる小さな虫は少なく、あまり多くはいない蜘蛛で山間の同種の蜘蛛に比べると成長は遅れているようです。
今夜の台風の風のなかで大丈夫なのでしょうか。

    [つれあいの作品が]

「新日本俳句人連盟七〇年ー歴史と作品ー」578ページという分厚い上製の新本が届きました。
そのなかに連れ合いの作品が12句載っています。
連れ合いは病気でリタイアしたのちに趣味として始めた俳句、まだまだ作品といわれるほどではないと思いますが彼女らしい生真面目さの現れた作品が並んでいました。

そのうちの二句
   冷そうめんほろり茗荷の香りして
   デモ行進叱咤激励兜太の書

今夜は台風18号の風がうなりを上げて我が家にぶつかっています。
近年にない台風の接近で金沢の街全体が息を殺して台風の通り過ぎるのを待っています。

今日はご近所さんで撮った写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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山里のかわいい 小鳥とトンボ

2016年10月04日 | 写真日記
    [精いっぱいのプレゼント 「愛」の証し]

少し見づらいかもしれませんが・・・、涙ぐましいほどの「愛」の表現。
右側の小鳥が小さな虫を差し出しながら何度も何度も左側の小鳥に語りかけています。
きっと「君のためなら僕は食べるものを食べないでも生きていける」とでも言いながらの告白でしょうか。
見ていると左側の小鳥は気があるような無いようなしぐさで隣の枝から離れません。
この後二羽の関係がどうなったのか・・・、この場を離れた私にはよくわかりませんが。
小鳥の世界も愛は複雑なのかもしれませんね。

    [赤とんぼが二つ]

果樹園の伐採された樹の枝先に赤とんぼが二つ並んでとまっていました。
トンボはテリトリーを守るために自分のテリトリー内にほかのトンボを入れない闘争心の強い生き物です。
なのになぜか仲良く並んでテリトリーを守っている姿に出会い、とても印象に残りました。

今日は早朝のブログ更新(昨日分)に続いて金沢市南部の山里で見た小鳥とトンボの写真をアップして二度目のブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

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今季は受難の季節 金沢市南部丘陵のヒガンバナ

2016年10月04日 | 写真日記
    [ヒガンバナ 最後の彩り]

今年の彼岸花の季節は秋雨が続き、花たちにとっては一番きれいな時を撮影することが出来ないまま季節が終わろうとしています。
例年私の撮影スポットになっている金沢市南部を取り巻く丘陵地の果樹や野菜の山畑の斜面にはかなりまとまって咲く場所があります。
今年はイノシシに根っこを掘り返されていたりして数が減るかもしれないと思ったのですが案じるほどではありませんでした。

    [秋雨が続くなかで花の盛りも終わります]

昨日少し天候が回復したのでカメラを持って山里へ・・・。
彼岸花の咲く場所へ行ってみると、さすがに枯れた花も目立ち淋しくなっていました。
来年は一番美しいときにレンズを向けた観たいと思いながらのヒガンバナ撮影でした。

毎日更新を続けてきたブログ[写真師の新カメラ日記]が昨日は更新できなかったので今朝は早い時間ですが昨日分の更新です。



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『9月の花たち』

2016年10月02日 | 写真日記

    [9月の花たちをウエブアルバムで]

人見れば人に、山見れば山に、生き物を見れば生き物に、そして花見れば花にとレンズを向ける私です。
写真仲間からは「無節操な写真家」とも呼ばれる私ですが・・・、そのうちでも「花」の写真が大好きでたくさんの花を撮ってきました。

ブログネタに困ってウエブアルバムを見ていると9月の花の写真をまとめたものがあったので、08年撮影という少し昔のものですがリンクしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。 (リンクがうまく出来ないのでこれはこのままで)

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山畑の鬼灯と溝蕎麦の花

2016年10月01日 | 写真日記
    [取り残された鬼灯]

山里の畑は早いところではもう冬支度にかかっているところが増えてきました。
夏の花として出荷されていた鬼灯畑に残ったものは切り倒されて畑にすきこまれようとしています。
ただ畔と道路の間に残された鬼灯のなかにはもう網目模様に包み込まれたものもあります。

しっかりときれいな赤い実が揃っているのもありますが・・・、これもこのまま冬を迎える前に網のような皮にむつつまれます。

    [畑の端に群生する溝蕎麦の花]

同じ畑の端に鮮やかな小さな溝蕎麦の花がいっぱいに広がっていました。

今日は山里の畑で撮った溝蕎麦の花と残された鬼灯の写真三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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