先日、イクンアトンのことをアップしました。
http://blog.goo.ne.jp/0720micchan/e/2298558fdca83685bdf255fd8f634cc4
とその前のBLOGをご覧ください。
彼の宗教改革は次の王トウタンカメン(ツタンカーメン)によって元に戻されたことで失敗だったことが推測できます。
イクアトンがなくなったのはトウタンカーメンが6歳くらいの時のことで、むすめむこのトウタンカーメンは9歳で即位し、18歳でなくなったと思われています。
未踏掘の墓と言うことで想像を超える財宝が出ため
、一大センセーシオンが起きました。人が入ったあとはあるのですが、大事な部分まで泥棒は侵入できなかったのです。
豪華な埋蔵品のほかに、ミイラのお棺には小さな花束が添えられていたことから、彼の死を惜しんだ人の心がうかがい知れます。
若くしてなくなったことや花束が添えられていたことなど、王家の紋章のメンフィヒスのモデルではないかと思いませんか?
王家の紋章についてご存知ない方は
http://blog.goo.ne.jp/0720micchan/e/4ec5dcacc2bce734c84b99aef903b7f8
をご覧ください。
彼の死因はまだはっきりせず、エジプト考古長長官のザヒ・ハウス博士がMRIを持ち込んで死因を特定しようとの試みをTVで放映していました。
早晩何らかの研究結果が出ると思われます
下の写真は良く私たちが目にする
トウタンカメンのミイラにかぶせてあった仮面で実物もカイロ博物館で見ましたが、ほんとうにうつくしいものです。
上の写真の奥の右はミイラにかぶせてあったマスクとよく似ていますが、これは棺で2番目の棺です、
何重かの棺に納められていたのです、金とセミ.プレシアスストーンでかざられているこれもまた豪華な物です
。
ルーブル美術館などでこれに良く似たものが筆箱として売られています。
一番左の端 はトウタンカーメン王の玉座 で
背もたれの中央には太陽のアテン神が見えます。
王と王妃アンケセンアメリンの姿がみえます。
芯となる木を黄金の薄板で覆い、セミ.プレシアスストーンファイナンス、ガラスを象嵌している玉座は、
当時の職人たちの技術の高さを示すと思います。
手前はトタンカーメン王の王墓への入り口(テーベの西方いわゆる王陵の谷)
現在は一番外側の棺と棺とミイラが、埋葬されていたこの場所に戻されています。
王家の谷で発見されたトタンカーメン王の埋蔵品はほとんどカイロ博物館に納められているので、
その墓はがらんとしています。
しかしその壁はとてもうつくしく彩色されたトウタンカーメン王へのヒエログラフがみられます。
さらに興味のある方へ
THE secrets of Tutankhamen、、、、Leonard Cottrell著 Evans Brothers Limited
カーターの発掘の様子を発見されたままの状態写真や入り口、盗掘されたあとから始まってだんだん解体されて行く様子がよくわかる本です。
英語でかかれていますが、とても優しく高校生くらいの英語力で十分に理解できる本です。
私は、この本をカイロ博物館で買って、カーター卿が発掘する様子をどきどきして読み進めたのです。