クリスマスディナーつきのオペラ鑑賞に誘われ行ってきました。
題目は「カルメン」
1983年、フランスイタリア合作、監督はフランチェスコ・ロゼ。
前編スペインのアンダルシアでロケされたというもの・
舞台では表現できないジプシーのの様子、
闘牛場の迫力が映画のよさを盛り上げていました。
血が傷から噴き出るのつぶらな瞳の牛が、
闘牛士により心臓を一突きさせられるシーン!
その見事な技に観衆は熱狂!
みっちゃんは[あれは動物虐待でないの!どうして動物愛護協会は黙ってるの?]
”いるかじゃないからね~”
へ!!!
カルメンはもう隅から隅までキキツクシタただ一つのオペラです。
オペラに興味のない方も学校の音楽の時間で耳にしたことがあるかと
プラッシド・ドミンゴ絶世のころの伍長の軍服は美しく迫力があり、
それなだけに気まじめな男が
カルメンの自由奔放な悪女の魅力に堕ちていくのをみるのは
哀しい
3幕目くらいに山賊に落ちぶれ、カルメンの愛情が失せても、おいまわす、
ドンホセの姿に、後ろからいって、ドついてやりたくなった!!
て、後で白状したら爆笑を誘ってしまった~
Toreador!
今をときめく闘牛士、エスカミーリヨ
(演じるルッジェロ・ライモンディは華のある素敵なテナーです。)
に愛を動かしたカルメンに、最後、やきもちのはてに殺してしまうドンホセ!!
Bizet CARMEN Final scene Migenes Domingo (Rosi Film)
アンポンだな~女は地球の半分いるのにさ~
現代人のみっちゃんはそんなふうに鑑賞してしまいます。
原作のフランス人のメリメ、音楽のジョルジュ・ビゼー
一般大衆がどうすれば心を動かして喜んでこのオペラを見てくれるか
知りつくしてる気がしました。
やっぱり時代を超えて愛される大衆芸術は面白いと改めて思ったんですよ。
機会があったら、最近DVDでも出ていますのでご覧くださいな~
読んでくださってありがとう