名古屋市近郊にある名都術館に行ってきました。
地下鉄でリ二モに乗り継いで駅から徒歩5分の地の利のいいところにあります。
昔は名古屋市内にあったのですが移転して、見やすい日本庭園を有するこじんまりとした美術館です。
自動車部品の林テレランプが母体です。
日本画を中心とした展示会が多いです。
今回は
特別展上村松園の魅力」
今回は<本画と下絵を一堂に>という副題がついています。
近代的で、新しい日本画を目指す竹内栖鳳の影響を受ける傍ら、格調高いりんとした女性像を確立画家したとあります。
竹内栖鳳というのはネコを自然体で見事のえがいた近代日本画の重鎮ですよね。
たまたま行った時は調度作品も巡りながらの約1時間学芸員の、丁寧な解説があり、
通り一遍ではない、松陰の切磋琢磨の様子やその心理なども垣間見ることができました。
明治8年に生まれた上村松園は女性で初めて文化勲章をもらった画家
<日本画は線があって初めて色彩を持つ物で色彩を先にすべきものだとは思いません。>
の言葉に裏うちされるデッサン力描写力はその下絵スケッチ画集からもみられる様にもう努力努力ですね。
めったに見られない下絵。
こんな下絵に切り張りされた修正の様子
本画との見比べによりより高いレベルの美しさ。。の生まれる様子彼女のこだわり努力商事の様子も少しわかりますよ
そして帝のへ恋にあまりに精神錯乱を起こした女性の絵を描く花がたみ>をえがくのに精神病院に通ってそのスケッチを描いていたという
そういう松園
晩年は母がなくなってからの母子像には母の姿をえがきこんでいる・・
母は 私を生みだしてくれ、私の絵をも生み出してくれたと
「母の支えで絵を描き続けることができた」とこの作品展は結んでします。
今迄たんに綺麗な華の女性を描く画家としての認識しかなかったのですが、
そこの行きつく一人の努力に裏打ちされた天才女性の生きざまも感じることのできる展覧会です。
今朝のオリンピックニュースで17歳の金メダル候補がまさかの失速と大きく報じています。
でもこれがすべてではありません
明日への一歩の踏み台になるはず
またそうする努力をしてきた。努力は裏切りません
結果は出なくても、あすに向かっての糧にしてほしいと思ったりしましたよ
今日のヒロちゃん
このニャン子はなんの努力をしてるのかな。存在自体がかわいいにゃん子ですから・・
読んでくださってありがとう