先日の同窓会で、
2008年の東京国際和太鼓コンテスト大太鼓部門で、最優秀賞を受賞された、
加藤拓三さんの演奏というサプライズがありました。
この会はいろいろな世代の方が集うので、
私もよく存じ上げなかったのです、
なんせ貧乏な会なので、
講演料の折り合いがつかず、
あきらめたという経緯があったのです。
「同窓生の母をよろしくお願いしま~す。」と、
若者が演奏する太鼓は
ダイナミックで繊細で、情緒にあふれるもので、
鳥肌が立つ思いがしました。
そんなご縁で今日のコンサートの出かけました。
会場はもう多くの入場したい人の行列でした。 演奏者は、前後の年に、最優秀賞を受賞した若者3人を中心として、 10人が繰り広げる太鼓の演奏もあります。! 一糸乱れぬばちさばきやら 汗が飛び散るパワフフルな演奏! その繊細さ、優しさ~ 観客の太鼓(手拍子)を巻き込むパホーマンス。 そして、その筋肉の盛り上がりからして どれくらいの普段の練習をしているかがうかがわれます。 まるで仁王様の彫刻のような筋肉なのが 遠くの私たちからでもうかがわれます。 肌で感じるその振動に、心がゆすぶられるようでした。 「自分の衣装はおばあちゃんが作ってくれたものです。 そのおばあちゃんの一生をバチに託してみました」 という曲は、 どんなクラッシクの名曲もかなわないくらいの感動ががありました。 我が家は世界的なドラムスを扱う仕事です 太鼓とドラムスは全くちがっったものの見方をしていましたが。 ちがっていました。 ある意味、ドラムスはリズムが命、。 全身を使って打ち鳴らす太鼓は、演奏者の心が命です。 とってもいい経験をしました。 エンディングで、 「ちょっと勢い込んで肩の張る演奏でしたが ちょっと疲れたな~と思ったときに今日の演奏を思い出してください。」 と言われた言葉を胸に大事に帰りました。
舞うがごとくのばちさばき !
素晴らしいショウマンシップです。