三連休何もしないうちに終わりそうでしたので
誘われていた名古屋城の「武具百選展」に行ってきました。
午前中はそんなに感じなかったのですが、ひどく冷え込んでいます。
予想通り、さむさのためか人出はすくなく、
お城のなかは風があまり当たらずにそんなに寒くはありません
ここにも新成人の方が着物姿でおられましたよ。
いつ来ても思うのですがこのお城の大きさです
やったらひろいですね~
普通に歩いても
入り口から天守閣まで15分くらいかかるのではないかな~
4424.5平方㎞(1339坪)最大規模の建物でした。
さすが時の権力者徳川家康が命じて建てられたお城と感心してしまいます。
このお城が立つ前、元は湿地帯だったので。
築城にはいろいろな苦労話もあるらしい、
加藤清正が建てたといわれています。
それぞれの藩が苦労して人力で石をはこびこむ様子なども人形で、再現されています。どれくらい重いか引っ張ってみることできるように展示されていました。
尾張名古屋は城で持つとまでいわれた
この見事なお城も、昭和20年の5月終戦の少し前
戦災で、焼け落ちてしまい、天守閣にあがっていた金の鯱鉾もろとも
燃え尽きてしまいました。
その名古屋城が燃える様子の写真も展示されていました。
鯱鉾の形が黒く浮かび上がり、炎がその周りを包んでいて
お城や鯱鉾からの叫び声が聞こえそうなとっても哀しい写真です。
このお城は20年くらい前まではただ広いだけのなにないもないところでした。
いまでは少しずつ復元されてきました。
今本丸御殿が再建中なんです。
昭和5年には国宝として指定されていて、京都二条城二の丸御殿と並び武家風書院造の双璧の傑作と言われていたのです。、
なぜ復元をしたいか。それにはわけがあるんです。
中のみごとな建具、屏風、障壁画焼けずに避難をして残っているんです。
それを元のように納めてやりたいという想いも、戦後65年もして実現しそうなんですね。http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/07_rekishi/07_03_about/07_03_02_bijutu/index.html
↑消失前の様子と残っているものが比較されていますのでご覧くださいね
今、建築中の様子をみることができます。
一つ一つ昔の様子を、焼失前と同じ文化的価値をもつものを再現するという方針です。
素人の私達が見ても何やらすごいものが再現されていると感じるんです。
3期10年での復元計画で本丸御殿は平成30年に完成予定です。
世界的な価値のあるものを目指しているとか
楽しみですね~
そしてこのお城が再び戦火にまみれないよう
平和をねがわずにはいられないです。
よんでくださってありがとう、