昨日仕事が始まり、待合室に行くと何か雰囲気が違うのに気付く。
ふと視線の中に犬の姿が入った。
といっても静かにソファーの傍に伏せているのである。
よく見たら盲導犬である。
順番が来て女性受診者の問診に私が当たり、お話を伺った。
キュエルという盲導犬は3年半一緒に暮らし、家族ですという。
病院の中には多分患者さんと一緒に受診に付き添う盲導犬はいるかもしれないが
健診の場では少なくても入社して3年の私は初めて遭遇した。
午前中一杯かかる日帰りドックと結果を聞いて面談して帰る午後まで、
長い時間になるが受診者はこちらで預かり、夫と盲導犬は待っていた。
犬の周りのほうが触りたくて話しかけたくてうずうずしているのが良くわかる。
テレビなどで盲導犬のドラマなどが時々放映されるので、マナーを段々学んできており
頭をなでてはいけないんだよとか、声を掛けてはいけないんだよとかお互い同士
声を掛けたりしている。
キュエルは背中にお仕事中と書いたリュックを背負っている。
午後から検査結果の面談になり、そのご夫婦と一緒に部屋に入ってきて傍で
静かに伏せて待っている。
女の子だから赤い模様の洋服を着てひたすら声も上げず伏せている。
検査中は車椅子を使用したが、面談が終ってさあ帰りましょうと言った時に
さっと伏せていたキュレルは立ち上がり、自分のご主人さまの傍に寄り添い
歩く体勢を取った。
階段があるのでエレベーターで行きますかと聞くと
階段は問題ないですとまるで晴眼者のように一緒に一歩一歩降りていく。
見守る方ははらはらするがライトとかレフトとか言いながら良く
訓練されているので、慣れているので流れるような行動である。
歩いている途中で中年女性があらかわいいと犬の頭をなでようと横から手を出した。
眼の見えない不自由な人や歩けない足の不自由な人が車椅子にのって受診するが
盲導犬と一緒に来た今日の病気で全盲になった受診者さんは全く行動に問題がなく
感心するばかりであった。
訓練された盲導犬は感動を貰う。
我が家には無職の犬が2匹いるが普段しつけをしているつもりが、こうして職業犬と比較すると深く反省させられる。
やりたい放題、私が病気になっても散歩をせがみ、お腹がすいたと要求して吠え、
まず黙って伏せているなどという高級な行動は出来ない。
散歩の時などリードをはめて外へ出るまで浮かれてうるさく吠えっぱなしだし、
車に乗せるとノイローゼになるくらい後部座席で吠えっぱなしだし
人間の都合で飼われた犬は
訓練にも限界があり結果的には盲導犬と比べるとわがままに見える。
災害時の捜索犬や麻薬犬や介助犬や盲導犬たちは訓練され職業を得て
立派に社会に貢献している。
我が家は立派なペットである。
ふと視線の中に犬の姿が入った。
といっても静かにソファーの傍に伏せているのである。
よく見たら盲導犬である。
順番が来て女性受診者の問診に私が当たり、お話を伺った。
キュエルという盲導犬は3年半一緒に暮らし、家族ですという。
病院の中には多分患者さんと一緒に受診に付き添う盲導犬はいるかもしれないが
健診の場では少なくても入社して3年の私は初めて遭遇した。
午前中一杯かかる日帰りドックと結果を聞いて面談して帰る午後まで、
長い時間になるが受診者はこちらで預かり、夫と盲導犬は待っていた。
犬の周りのほうが触りたくて話しかけたくてうずうずしているのが良くわかる。
テレビなどで盲導犬のドラマなどが時々放映されるので、マナーを段々学んできており
頭をなでてはいけないんだよとか、声を掛けてはいけないんだよとかお互い同士
声を掛けたりしている。
キュエルは背中にお仕事中と書いたリュックを背負っている。
午後から検査結果の面談になり、そのご夫婦と一緒に部屋に入ってきて傍で
静かに伏せて待っている。
女の子だから赤い模様の洋服を着てひたすら声も上げず伏せている。
検査中は車椅子を使用したが、面談が終ってさあ帰りましょうと言った時に
さっと伏せていたキュレルは立ち上がり、自分のご主人さまの傍に寄り添い
歩く体勢を取った。
階段があるのでエレベーターで行きますかと聞くと
階段は問題ないですとまるで晴眼者のように一緒に一歩一歩降りていく。
見守る方ははらはらするがライトとかレフトとか言いながら良く
訓練されているので、慣れているので流れるような行動である。
歩いている途中で中年女性があらかわいいと犬の頭をなでようと横から手を出した。
眼の見えない不自由な人や歩けない足の不自由な人が車椅子にのって受診するが
盲導犬と一緒に来た今日の病気で全盲になった受診者さんは全く行動に問題がなく
感心するばかりであった。
訓練された盲導犬は感動を貰う。
我が家には無職の犬が2匹いるが普段しつけをしているつもりが、こうして職業犬と比較すると深く反省させられる。
やりたい放題、私が病気になっても散歩をせがみ、お腹がすいたと要求して吠え、
まず黙って伏せているなどという高級な行動は出来ない。
散歩の時などリードをはめて外へ出るまで浮かれてうるさく吠えっぱなしだし、
車に乗せるとノイローゼになるくらい後部座席で吠えっぱなしだし
人間の都合で飼われた犬は
訓練にも限界があり結果的には盲導犬と比べるとわがままに見える。
災害時の捜索犬や麻薬犬や介助犬や盲導犬たちは訓練され職業を得て
立派に社会に貢献している。
我が家は立派なペットである。