信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

雪遊び

2010年12月29日 17時32分42秒 | Weblog
昨夜から積もった雪で白い景色の朝を迎えた。
時間と共に雪は融け始め、退屈な犬達は庭の散歩では物足りない。

外へ出ると泥だらけ、雪玉をつけ、又洗濯かと思いつつ、決心して武装して
散歩へ出かけた。



天気が悪かったので暫く振りに行く遠出の散歩に、2匹はうきうきだ。
八ヶ岳は雪が降っているらしくその姿は雲に隠れている。
運動公園に2匹を放し走らせた。
雪に顔を埋め体を摺り寄せ雪だらけになっている。

 

何と楽しそうなのであろう。転げまわっている。

    
寒いと家の中から出たくないが、骨そしょう症のためなるべく日の当る時間に
歩くことを心掛けるよう先日も医者から言われた。

雪道を歩くと初めは寒いが、段々にぽかぽかと体が暖まる。

裁縫箱

2010年12月29日 16時14分54秒 | Weblog
犬のセーターのボタンが取れて、ハウスの中に抜け殻となって隠してあり、見つけて
ボタン付けをした。
どうも犬達は着せられる洋服が嫌いらしく、寝ているうちに脱いでしまうらしい。
ボタンをつけるのに裁縫箱を寒い部屋から探して来て暖かい部屋で開けてみた。




前回この中身を利用したのは犬の首輪につける鈴をレース糸で紐を編みくっつけた時である。
どうやら最近の裁縫箱の利用は犬達のためにだけにと限られてきた。
中を思い切って整理した。
この裁縫箱はムスコが小学生の時の家庭科の授業で使ったもので、それから何10年経ったのだろう・・・。
僅かな時間しか使わずその後は母の私がミシンを使って子供達の洋服を作り、ボタンが取れてつける、ほころびを繕う、すそ上げをする、パッチワークをする、色々な用途に
使われた。
その中の糸や針や裁縫材料が増えて整理しないまま、使用頻度が全く減ってしまった。

大体にして洋服を繕うという作業が今の生活から消えてしまった。
ボタンをつける作業も便利なファスナーや頑丈なボタンやホックで付け替えることがない。
昨今の洋服は着ても短期間で資源ごみ行きとなる。

などと考えながら中にしまいこんだビニール袋に入った端布とボタンを整理してみた

既に手元にない洋服ばかりであるがそのボタンをゴミ箱に捨てられずまとめて
ガラス瓶に入れてみた。



ムスコが3歳の頃手先が不器用で、布に大小のボタンを縫いつけ、ボタン穴も作り
ボタンはめの訓練用に作った思い出がある。
私の30代は手作り主婦が褒められる時代で、コドモ2人の洋服、セーターなど
全部手作りだった。
端布、編み針や刺繍糸、毛糸やミシン糸が山のようにあり引越しのときの荷造りに迷った。
裁縫箱は自分の若いときの子育ての時間を思い出させてくれたが、認知症予備軍に
なれば誰も触れることはないただの裁縫箱となる。
死んだ後はガラクタとなり処分される運命だ。
こういうものが家の中に沢山あり、年末の大掃除に断捨離と称して
自分自身で片付けねばならないのである。