信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

花が咲き始めた

2011年04月09日 15時41分32秒 | Weblog



東京では桜が咲き終わったというが、信州はこれから。
しかも
北から南に長い県なのでかなりの差が生じる。

先週は雪解けの庭に土がぱさぱさで、僅かに覗き始めた草花の芽は瑞々しさに欠けていた様に思える。
昨夜からかなりの雨が降り、休日になった今朝は昨夜3時まで夜更かしをしたため
ゆっくり床の中で新聞を読んでから起きた。
雨上がりの庭は雨で水分を吸ったためかしっとりし、柔らかい雰囲気となった。
先週以来この数日でかなりの芽が出始め、植えたパンジーがやっと定着した。

   

水滴が花びらに乗り、それはきれいな色に水っぽくなっている。
草花の芽は1日で数センチ伸び、かわいらしい姿を眼に止めるのはとても幸運だ。
ビロードのような花びらは黙って一人で庭で誰にも見られず咲いているのは、気の毒だ。



こうして花の姿を写真に収めやっと春がやってきたと実感できる。
まだ車は冬タイヤのまま、いつ交換しようかと迷っている。
昨年はもうこの先は雪は降ることはあるまいと、交換した翌日どか雪が降り
大いに困った。

しかし花が咲き始めた庭を眺めると、我慢した長い冬はもう終ったのだと
気持ちを変えるしかない。(炬燵ままだ愛用している)

桜の開花はまだ先になる。
昨年のトピックスは桜の花の上に積もった雪であり
高遠の桜は降った雪の重みで枝が何本も折れて大被害となったのである。
信州は県内での桜の咲く時期が異なり、何度でも種類の違った花を見ることが
出来る幸せな季節を過ごすことができる。
それはそれは寒い長い冬をすごし、気落ちした心をこれからの数ヶ月が
回復させてくれやる気を起こしてくれるのが次々と咲いていく花々なのである。