信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

複雑な気分

2013年03月24日 23時12分52秒 | Weblog
今週あと4日すると人生最後の仕事を終える。
もう、後はない。
もうこれまで十分働いたではないかという気持ちと不思議にせめぎ合う気持ちとまぜこぜで
この1ヵ月を働いてきた。
ああこれで楽になれると思うのと毎日の違ったリズムを過ごすのと半々だ。

今日は伊那へ出かけまたもや建築会社と打ち合わせをする。
何度も繰り返し推敲を重ねかなり思うような間取りに近づいたが
まだまだ予算オーバーで、またもや来月に持ち越した。

今までのほほんと生きてきたのが毎回反省させられる。
打ち合わせを終えてムスメと初めて訪ねてみたイタリアンレストランで昼食をとった。
飛び込みだから掛けだねと言いながら、注文したパスタが予想外に美味しく、
日曜日の連ドラのディナーの厨房風景を思い出した。
これで新しくお気に入りのお食事処を手に入れた。

そのあとムスメに頼まれて庭の草花を春らしいものに植え替えたいと
これも初めての園芸店に行ってみた。
高遠に近いため道路際に植えてある小彼岸桜はもう開花も近く
あと1週間かな?という当たりでその頃はごった返しになることであろう。

園芸店も思いの外奥行きがあり、春の草花や植木類がびっしりと置かれ
ムスメは迷いに迷って花を選んだ。
丁度昨年の今日、アフリカから帰任し成田に着いた日だ。
1年も経つと、もう伊那の住人になり、庭に植える花を選んで悩んでいる。
人生はまことに先が読めないから面白いのかもしれない。
私のこれからも転換期に差し掛かっているわけであり、どうなるのか…

今日はムスメにもう増やすのはやめなさいと言われながら園芸店で
見つけてしまった多肉植物を手に入れた。
自分で思うにマニアの領域に入ってきたようだ。

ビオラや金魚草は買ったがいいが仕事を辞めてから
ゆっくり植えようとダンボールに入れたままになった。


  断崖の女王という珍しい多肉植物、ブラジル産
    
    ハオルチア 玉扇