信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

歌の力

2013年03月25日 23時01分51秒 | Weblog
五寒二温。
夕方空が暗くなったが雪が降り出した。
東京は桜が満開と聞くが、まだまだこの地方は油断ができない。

お天気も、自分の毎日もモチベーションが上がらないままだが
今夜、テレビでのSP番組で4時間、あなたが聞きたい歌の4時間スペシャル
とあり初めは何となく聞き流した。

安住アナウンサーの進行で年に1回くらいの割でこの番組を楽しむことが
出来ている。
30年や40年とは自分の青春時代や子育て時代の初めの頃だ。

いい歌が作られそれを聞きながら自分たちは一生懸命生きてきた。
若いときは周りを考えず、将来も読めず、ただ毎日をひたすらに生きてきた。

確かに貧乏な若い時を過ごしてきたが、今は豊かになり世間もそれなりに30代でマイホームをもつ時代になった。

歌を聴くことにより確かにあった忘れ去っている懐かしい自分の過ごしてきた日々を思い出す。
南こうせつとかぐや姫、加山雄三が歌う後ろに一番輝いていて
先も見えなかった青春時代を過ごした湘南の風景をはっきりと思い出す。

今でこそ信州へ移住し、毎日山々を見ながら暮らしているが、
20代は湘南、鎌倉、茅ヶ崎、平塚、小田原まで繰り出し遊んでいた。
長らく神奈川で暮らし、ハマっ子だった。
夏は日焼けし真っ黒に焼けることを競っていた。

過去を思い出すことを老化の現れと言われ蓋をするが、時々若いときの自分の未熟さを思い出すのも悪くはない。
今でこそアイドルはAKB48だが私の時代はグループサウンズだった。ジュリーだった。
歌を聴くといろいろ思い出しそして考え、元気をもたらしてくれる。
たとえそれが森繁久彌の知床旅情であろうと、千昌夫の北国の春であろうと何でもチカラをくれるのである。

    
   矮小の水仙が咲く