信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

かやぶき倶楽部で大合唱

2014年11月17日 19時18分37秒 | Weblog
毎月第3土曜日は午前中がバラ園のボランテイアで
午後は3時から近隣のお寺での音楽倶楽部の集まりがあり
それぞれ全く異なった集団の中に入り時間を共にする。

1月になるとぐんと寒くなり、高遠のしんわの丘のバラ園もバラの休養期に入り
春の芽吹きの時期までに行う作業をする。
といってもまだ気温は低くなるがまだまだ花を咲かせている品種も多い。
今回は肥料を施す前の仮剪定と肥料を入れる。
バラの根元をぐるりと50センチほど堀り肥料と牛糞、苦土をそれぞれ決められた量を入れて行く。
50センチを掘るのはなかなかの労働だ。
しんわの丘のバラガーデンは沢山のバラの木が植えてあるがボランテイアの人数が多いので
集団の力は早い。
家庭ではこういう訳には行かないが基本をきっちり講師の先生が教えてくださるので、家に帰ったら
直ぐにでも試してみたくなる。

伊那に引っ越して8本のバラを今年植えたがいずれも土地が上質だったためか、
新しいシュートが伸び放題になった。

午後は金鳳寺での月に一度の音楽の趣味倶楽部に出かける。
お寺は紅葉も終盤だが高台にあるため庭が楽しめるし、周囲の景色も近隣とは思えない。
先月から初めて入会したが、海外で活躍している女性のバイオリンとピアノの演奏会であった。

今月はエレクトーン演奏と、音楽はどんな風に生まれたのでしょうかという講和があった。
演奏者の橋本裕美さんは奈良県出身で伊那に移住後、バンド活動や保育園や子育て支援センターで
ボランテイア活動を行っており演奏暦はとても長い。
楽曲により様々な種類の音を奏で、宗教音楽、ポップス、黒人から発したマーチ、そしてLet It Go
と4曲演奏がある。
演奏している橋本さんの表情はとても素敵だ。
手拍子しながら気分がうきうきしてくるのは音楽の特徴だ。

お寺の住職さんの奥様が元音楽教師というご縁でこの倶楽部が始まったそうだが
山崎圭子先生は約1時間近く音楽の生まれたお話をしてくださった。

中学や高校時代音楽の時間があったが、何一つ思い出せなく、
バッハやベートーベンの歴史を居眠りしたくなるほど退屈だと思ったし、
合唱もいい加減に歌い、今の生活に何が役立ったのだろう。

成長過程で流行った流行歌や時代とともに生まれた楽曲に影響されたのを今になって強く思う。
といって、クラシックコンサートも若いときは
サントリーホールやオーチャードホールに毎月のように出かけた年もあった。

今はマゴの成長に合わせ童謡を歌っているし記憶を掘り起こして、
昔は良い歌に恵まれていたなどとも思っている。
 
大きな声で合唱をして会は終わるが、毎回、帰る時はスッキリ、、サッパリした心地になり
陰で会を守り立ててくださる役員さんやお寺さんに感謝する。
自分を元気づける方法はここにもあるのだ。