信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

雪の降る大晦日

2009年12月31日 15時00分26秒 | Weblog


信州へ移住して3年目の冬。
初めて28日から9連休の年末年始を自宅でを過ごすことができる。

大掃除といっても常に掃除は小まめにしているので、特にこれといった大掛かりなことはないが、やはりガラス戸磨きや、日々溜まっていく書類やチラシ、などの思い切りは必要となる。
いつも上野千鶴子さんの言葉を座右の銘にしているから、人は死んだらごみなると言いきかせ、大事にしてきた家計簿の束や写真など、ここで整理しなければいつになる?と腰を上げるがこれが如何に時間のかかる作業か。
こうして退屈するかもしれないと考えた年末の数日はすばやく過ぎ去っていってしまった。

27日に本屋さんでたっぷり時間を使って数冊の本を選び、年末年始で読みきるはずであったが、これは予測が悪かった。
そのままベッドの傍に積んである。
昨夜から雪は降り始め、今朝起きたら外は明るい銀世界となり、まだまだ一日中降り、元日も降り続けるらしい。
水分を含んだ軽い雪で、道路は車が蹴散らかしながら通るからびしょびしょである。
初日の出は八ヶ岳の東から登るから、お天気次第で雄大な初日を拝めるかもしれない。

昨年の出来事は思い返してまとめてみたが、悲喜こもごもの良くぞ沢山くぐり抜けてきた日々が思い出される。
しかし自分だけではない。
新聞を読むと訃報は余りある有名人が亡くなり、スポーツでは海外も含め若い人から熟練まで活躍し、政界は混乱続き、期待は薄くなり、何と変化が激しい1年であったのか。
派遣村は開設され不況には光は射さず、この冬の寒さを一層辛く感じるではないか。

来春にムスメはアフリカへ海外勤務に出て行き、入れ替えにムスコはアメリカ赴任から戻ってくる。
又それぞれの生活にドラマが生まれることであろう。
毎日の生活を心清く一生懸命生きていけば、一年の価値は心の中に造られていくと思われる。

外気温と寒暖差が大きくガラス戸に付く結露取りが目下の定期作業である。
溜まった結露をそのままにしておくと出窓やガラス戸の桟はカビの原因となり、後で散々な掃除を強いられることになる。
結露取りグッズも揃えた。



これは暖かな中央林間時代の住まいには考えもしなかったことである。
寒いからと炬燵にどっぷり入り、暖かな部屋で居眠りなどしている時間が無いのである。
3年前に引越しして来てマイナス15度の大寒波に見舞われたときは室内の草木は全滅したが、原村生まれのシクラメンは寒い中でも頑張って咲いている。
 
<新種の香りシクラメン2種>

 

来年・・・・予測もつかないが、悲しい出来事だけは避けて通って欲しいと念じて今年の記事は終わりとしよう。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。