1/27(金)
池袋・新文芸坐にて【オールド・ボーイ】と【復讐者に憐れみを】の二本立てを鑑賞。オールドは再見、復讐は初見。同劇場は韓流フェアの期間中。両作とも【JSA】のパク・チャヌク監督作で、昨年の【親切なクムジャさん】と併せ、いわゆる復讐もの3部作といわれるラインナップ。これで同監督が2000年以降に演出した長編作品は全て鑑賞したことになる。エグイよなこの3作は。賛否両論でありましょう。しかし、この監督の独特の映像センスはやはり、ちょっとしたものである。世評の通り最新作ほどデキがいいと思う。【復讐~】は特に、隠々滅々たるシーンのオンパレードで、この悪魔の連鎖を誰か止めろ!と叫びたくなるほど救いがない。週末はハッピーエンドのハリウッドものでも見ようかしらん。
