Il film del sogno

現実逃避の夢日記

涙そうそう/夜のピクニック

2006-10-02 01:10:00 | 日記
10/1(日)曇り後雨
やや蒸し暑い。午後から雨となる。
昼前に散歩に出る。
川沿いを逍遥し、マックで一休み。
読みかけのミステリーを開き、時折、窓外の人の流れを見る。

ユナイッテッド・シネマとしまえんにて『涙そうそう』を鑑賞。
公開2日目、11:45の回、4割程度の入り。
隣のおばはんが五月蝿くて参った。
主演は妻夫木聡と長澤まさみ。
おそらく現在邦画界において人気実力ともに若手では最強ダッグのキャスティングだと思う。
監督は『いま、会いにゆきます』で一躍名を上げたTBS出身の土井裕泰。
タイトルが出る開巻10分の映像で、既にマナコは決壊状態。
これは本年度、最も泣けた映画かもしれない。まぁ、涙の量と作品の完成度は比例しませんが・・・。
稀有な素材とツボを押さえた堅い演出。
舞台は沖縄。
兄妹もの。これ本当は近親相姦をあつかった相当キワドイ内容なのですが。
蛇足なシーンがないわけではないが、細部にわたって神経の行き届いた佳作でありました。

続いて15:45からの『夜のピクニック』。
原作は第2回本屋大賞に輝いた恩田陸のベストセラー小説。
作中の「歩行祭」とは、作者の母校、茨城・水戸第一高校で戦前から行われている伝統行事なのだそうだ。
1000人の全校生徒が80キロの道のりを24時間かけて歩く。
主人公たちはそれぞれの想いを抱いて参加する。
友情・恋愛・孤独・進路・和解・・・・。
監督は『青空のゆくえ』『ココニイルコト』(いずれも小品とはいえなかなかの出来だった)の長澤雅彦。
揺れ動くティーンの心情を上手く活写していた。


コメント
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