10/10(火)晴れ
普段よりも寝坊し9:00起床。
朝食をとるのと併せ弁当も作る。
11:00、家を出て髪結屋でベリーショートにしてもらう。
12:30、渋谷ユーロスペースで『薬指の標本』を鑑賞。観客10名強。
贔屓作家・小川洋子の原作小説をフランスの女性監督ディアーヌ・ベルトランが映画化した、気になっていた作品。
何とも形容し難い不思議な映画でありました。(それは原作も同じ)
原作のテイストを損なうことなく、監督の作家性が良く主張されていた。
恋愛とメルヘンが溶け合い、ホラーのフレーバーもする。また、上質な官能映画でもある。
白衣が似合うマルク・バルベが渋い。
演技経験のないウクライナ出身のモデル、オルガ・キュリレンコが鮮烈な表情と肢体をみせる。
無垢と妖艶さを併せ持つ女の存在感があった。
14:50、BUNKANURAシネマで『弓』を連続鑑賞。
これも贔屓で気になっていたキム・ギドクの新作。
『うつせみ』『サマリア』など、屈折した愛憎劇を得意とする監督の面目躍如。
釣船を営む孤独な老人と、17才の少女との愛憎劇。
類似作は監督自身の『魚と寝る女』とルコントの『橋の上の女』である。
大人のファンタジーとしては毒が強く、恋愛ものとしては屈折が過ぎる。
クライマックスの老人と少女の「初夜」シーンには仰天した。
相変わらず科白を排し、神話的な語り口が素晴らしい。
商業主義とは無縁で、常にタブーに挑戦するキム・ギドク。
嗚呼、鬼才よ何処へ行く。
鑑賞後、茶店で一服。
渋谷から神宮球場まで散歩がてら徒歩で移動。
18:20、ヤクルトVS広島を観戦。
弁当を広げ、閑散とした消化試合を楽しむ。
座席はバックネット裏、球種が判る距離である。
5階表までシーソーゲーム。
その裏、ヤクルトが打者一巡の猛攻で10点獲得。
ラッキーセブン、贔屓チームの三者凡退を見極めて球場を後にする。
ブラウン監督、来年は我々ファンの期待を裏切らないでね。
カクテル光線に浮かび上がった神宮の森は、さながらつわものどもの夢の戦場である。
夜空にかかる朧月。
22:00前帰宅。
週末の行楽のプランを立てる。
普段よりも寝坊し9:00起床。
朝食をとるのと併せ弁当も作る。
11:00、家を出て髪結屋でベリーショートにしてもらう。
12:30、渋谷ユーロスペースで『薬指の標本』を鑑賞。観客10名強。
贔屓作家・小川洋子の原作小説をフランスの女性監督ディアーヌ・ベルトランが映画化した、気になっていた作品。
何とも形容し難い不思議な映画でありました。(それは原作も同じ)
原作のテイストを損なうことなく、監督の作家性が良く主張されていた。
恋愛とメルヘンが溶け合い、ホラーのフレーバーもする。また、上質な官能映画でもある。
白衣が似合うマルク・バルベが渋い。
演技経験のないウクライナ出身のモデル、オルガ・キュリレンコが鮮烈な表情と肢体をみせる。
無垢と妖艶さを併せ持つ女の存在感があった。
14:50、BUNKANURAシネマで『弓』を連続鑑賞。
これも贔屓で気になっていたキム・ギドクの新作。
『うつせみ』『サマリア』など、屈折した愛憎劇を得意とする監督の面目躍如。
釣船を営む孤独な老人と、17才の少女との愛憎劇。
類似作は監督自身の『魚と寝る女』とルコントの『橋の上の女』である。
大人のファンタジーとしては毒が強く、恋愛ものとしては屈折が過ぎる。
クライマックスの老人と少女の「初夜」シーンには仰天した。
相変わらず科白を排し、神話的な語り口が素晴らしい。
商業主義とは無縁で、常にタブーに挑戦するキム・ギドク。
嗚呼、鬼才よ何処へ行く。
鑑賞後、茶店で一服。
渋谷から神宮球場まで散歩がてら徒歩で移動。
18:20、ヤクルトVS広島を観戦。
弁当を広げ、閑散とした消化試合を楽しむ。
座席はバックネット裏、球種が判る距離である。
5階表までシーソーゲーム。
その裏、ヤクルトが打者一巡の猛攻で10点獲得。
ラッキーセブン、贔屓チームの三者凡退を見極めて球場を後にする。
ブラウン監督、来年は我々ファンの期待を裏切らないでね。
カクテル光線に浮かび上がった神宮の森は、さながらつわものどもの夢の戦場である。
夜空にかかる朧月。
22:00前帰宅。
週末の行楽のプランを立てる。