Il film del sogno

現実逃避の夢日記

地下鉄(メトロ)に乗って

2006-10-06 00:25:00 | 日記
10/5(木)曇りのち雨
台風が近づいているか雨降れど蒸し暑い。
午前、引継ぎ。
午後、会議、来客。

夕刻、内幸町へ。
東商ホールにて『地下鉄(メトロ)に乗って』の試写会鑑賞。7割程度の入り。
どこぞの怪しき投資会社がスポンサーなようで、アンケートに答えたらCUOカードが貰えた。

浅田次郎の原作小説は随分前に読んだ。初期の作品である本作と『日輪の遺産』には感心した記憶がある。
『三丁目の夕日』以来、流行のレトロな雰囲気にタイムスリップと親子愛やらを絡めたストーリー。
大沢たかお、常盤貴子、堤真一は、まぁ妥当なキャスティングであるし、力演である。
しかし、往時を再現したセットはややチープである。細部にもアラが随分ある。過去と現在を行き来する展開もやや未整理で、これはシナリオの問題でありましょう。
演出は職人肌の篠原哲雄。

しかし本来、息子と親父とは永遠に互いを理解し合えないのではないか。
若かりし頃の父に逢って、初めて息子は親の苦労を知る。
子を持って知る親の愛。
実感である。
コメント
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