Il film del sogno

現実逃避の夢日記

迷走地図/告訴せず/ミスト

2008-05-11 20:25:00 | 日記
5/11(日)雨のち曇り
朝、小雨が残る中、池袋へ出張る。新文芸坐の清張特集で2本立てを観賞。おとっつあんばかりで結構な混みよう。
政界の裏側を描いた豪華配役の大作は公開時に鑑賞。四半世紀前の作品であったが、原作も読み内容もよく覚えていた。勝新が元気でしたな。伊丹十三や宇野重吉など亡くなった役者も多い。松坂慶子がはまり役。
75年東宝製作の作品は元東京都知事、青島幸男の主演作。これも懐かしい。こちらも江波杏子がファムファタールな役で花を添えていた。
政界の腐敗や、小心男がわけありの資金を着服する、などという着想やテーマは随分繰り返し描かれおり陳腐な題材ではあるが、時代背景や役者やらで今でも充分楽しめた。
次いでシネリーブルでフランク・ダラボン監督最新作を観賞。原作はスティーブン・キングのB級ホラー。霧に包まれ謎の異次元から襲来した怪物と対峙する人々のパニック。まぁ職人が創って金かかってますからねぇ。何回か本当に絶叫しそうになりました。心臓に悪い。後味も悪い作品でありましたな。モンスターが何の暗喩か、贖罪って何だろう、深読みすればキリがないのでありますが・・・。
夕方帰宅、トマトソースを作り夕食はパスタにする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最高の人生の見つけ方/隠し砦の三悪人THE LAST PRINCESS

2008-05-11 01:25:00 | 日記
5/10(土)雨
昨夜から例年より10℃も低い3月下旬並の気温で肌寒い。深夜までソファーでうたたね、明け方入浴。3時間の仮眠で起床。朝食後、エクセサイズに出てそのまま豊島園で映画の梯子。
ロブ・ライナー監督、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン競演のハリウッド映画はフランク・キャプラの往年のハート・ウォーミングな作品を髣髴とさせる佳作である。古くは『生きる』最近でも『死ぬまでにしたい10のこと』など、まぁよく題材にされるお話ではあるが、まず役者が良い。次いでシナリオ(会話)が巧い。ロケーションも豪華で夢心地。ラストのひねりにも感心かんしん。名優二人の芝居に素直に泣けました。
もう一本、1958年公開の黒澤作品のリメイク。「劇団☆新感線」の座付作者・中島かずきによる脚色で、主人公が変更され、ロマンス部分も強調されている。演出は『日本沈没』の樋口真嗣。SFXを大胆に取り入れてテンポも悪くない。松本潤はあまり好きなタレントではないが、長澤まさみには少し感心した。やはりこの娘には銀幕が似合う。のびやかな肢体と眼光良し。10年に一人の逸材かもしれない。
帰路、スーパーに寄り、食材とカーネーションの鉢植えを買う。
帰宅後はひたすら掃除に勤しむ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする