Il film del sogno

現実逃避の夢日記

休暇

2008-07-08 01:36:00 | 日記
7/7(月)曇り
七夕。されど短冊に願い事を書くでもなし。織姫と彦星も恨めしかろう曇天。ミーティングと接客と書類決裁で一日が終わる。夕刻、有楽町スバル座で地味な邦画を鑑賞。吉村昭の短編小説が原作の暗いお話しである。死刑囚と看守。死を待つ若者と生き続けようとする中年男。交互に描かれる淡々としたエピソードと対比。映画でしか許されない長い間合いとカットバック。小林薫と西島英俊をはじめ役者が素晴らしい。随所にその作家性を感じる門井肇の演出も冷徹で厳かである。生きることの意味を問う佳作。
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